2021 年 3 月 12 日公開
メディア・リテラシー教育とは?こどものSNS利用について
こどものスマホ普及率が年々増加
総務省が毎年発表している「青少年のインターネット利用環境実態調査」という調査の最新(2021年度)の結果によると、
小学生のスマホの所有率は全体で4~5割。5~6年生だと過半数に及ぶそうです。
小学校低学年からスマホを持たせる家庭も少なくないようです。
スマホの普及と、SNSや動画コンテンツが広く普及したことで、数年前に比べってネットにかかわるコンテンツがかなり身近になりました。
身近で簡単に使えるからこそ、自分のお子さんが軽い気持ちでSNSで顔も知らない人と交流したり、個人情報を流してしまい犯罪に巻き込まれてしまわないか心配ですよね。
それと同時に、意図しないうちに著作権・肖像権の侵害や誹謗中傷・いじめなどの加害者になってしまうこともあります。
芸能人のSNS炎上がニュースになるように、大人でもリテラシーの低い人は多いのが現実です。
メディア・リテラシー教育
スマホも持つことが当たり前の世の中、SNSでのトラブルを避けるためにも、親子でメディア・リテラシーを育むのは重要です。
メディア・リテラシーとは
- ・メディアを主体的に読み解く能力。
- ・メディアにアクセスし、活用する能力。
- ・メディアを通じコミュニケーションする能力。特に、情報の読み手との相互作用的コミュニケーション能力。
子どもにSNSの使い方を教えるならば、まずは親である自分自身がSNSの使い方を知る必要があります。
どんなことに使えて、どんなことをすると危険なのか。
頭ごなしに禁止するのは簡単なことですが、どうしてそれがダメなのか、ちゃんと説明してあげる必要があります。
SNSを上手に活用しよう
とはいえ、誰でも気軽に発信できるからこそのメリットも大いにあります。
SNSが表現の場となり、才能を認めてもらえる機会になることも。
ビジネスでもSNSを活用するのが当たり前になっていますから、有用性も危険性も、しっかり学んで上手に使いこなしていきたいですね。
今一度、きちんと時間をとって、親子でSNSの正しい使い方について考えてみてはいかがでしょうか。