テイクアウトの定番といえば、やっぱ「たこ焼き」でしょ!?

みなさん「たこ焼き」って食べた事ありますよね?
当然あると思います。逆に食べた事が無いって人やたこ焼きが嫌いって人のほうが珍しいんじゃないかと思います。
ちなみに関西人の私も当然よく食べます。
ご存知のとおり丸く焼かれた生地の中に「たこ」が入っているアレですね。
ただ、ごくごく稀にですが、たこ焼きに「たこ」が入ってなかったなんて事もあるんじゃないでしょうか?
たこ焼きに「たこ」が入ってなかったら、それはもうただの「焼き」という事になってしまいます。
そんな時に勇気をふり絞って強面のおにいさんに「えっと、あ、あの、たこ焼きにたこが入ってないんですけど・・・」と言ったら、
「兄ちゃんよぉ、鉄板焼きに鉄板入ってんのか?!」 と言われた経験なんかも皆さん一度はあるんじゃないでしょうか?
それは無いか・・・。
それはさておき、普通は「たこ」が主役のたこ焼き、家庭でするタコパ(たこ焼きパーティーの略ね)だとアレンジで、イカ・ホタテ・チーズ・キムチなど色々入れてチャレンジしてみたりもしますが、やっぱり「たこ」が無くては話になりません。
そこで今回、みんなに愛される「たこ焼き」のアレコレをご紹介したいと思います。
元々たこ焼きは、「ラヂオ焼き」と「明石焼き」から生まれた。

たこ焼きの歴史を紐解く上で、「ラヂオ焼き」と「明石焼き」この2つの存在が「たこ焼き」誕生に大きく関わっているのをご存知でしょうか?
ラヂオ焼きとは明治時代からあり、たこ焼きと同じで生地を丸く焼いたもの。ただ、具はスジ肉やこんにゃくでした。
一方、江戸時代から存在するという明石焼きは、ダシにひたして食べたり、生地がふわふわだったりという違いがありますが、中身はタコでした。
この両者が合わさって出来たのが、たこ焼きと言われています。
最初から「たこ焼き」だったわけじゃないんですね。
しかも明石焼きのほうが歴史が古かったのかぁ。
大阪人の私は、明石焼きよりもたこ焼きのほうが身近なので、どうしてもたこ焼きのほうに肩入れしがちですが、明石焼きのほうがパイセンだったんですね。
確かに明石焼きのほうが少し高級感というか上品さというか、ちょっとひとつ上のランクって感じがしますもんね。
たこ焼きの元祖は「会津屋」

たこ焼きの創始者は、大阪市西成区「会津屋」の初代遠藤留吉さんだといわれています。
昭和8年頃、ラジオ焼きを改良し、従来具として入れていたこんにゃくの代わりにの牛肉を入れ、「肉焼き」として販売。
それから2年後、たまたま訪れた明石から来たお客さんの一言がきっかけとなり、たこを入れる明石焼きに影響を受けて、牛肉の代わりにたこを入れるようになり、これを「たこ焼き」と名付けたのが、たこ焼きの始まりだそうです。
会津屋さんは、私の好きなたこ焼き屋の一つでもあります。
ソースがかかっていなくて、シンプルだけど生地の旨味とジューシーさがたまりません。
会津屋さんがたこ焼きの元祖だったんですね。
どおりで美味しいわけですね。
明石焼きにたこを入れていた驚くべき理由!

「たこ焼き」誕生に大きな影響を与えた「明石焼き」。
では、なぜ明石焼きにたこが入っていたのでしょうか?
その理由は・・・
「そこにたこがあったから!」
明石はもともと日本で有数のタコの産地のひとつであったため、日常的にタコがよく食べられていた、ということだそうです。
うん。全然驚かないし、思った通りでしたね。。。
でも、明石焼きの存在なくしてたこ焼きが誕生しなかったわけですから、これからはたこ焼きを食べる時はちゃんと明石海峡に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
銅板派 VS 鉄板派

たこ焼きの店は銅板派と鉄板派に分かれているってご存知ですか?
銅板は熱伝導率が高く、たこ焼きが焼けるのも早いそうです。
そして鉄板の方がゆっくり焼けます。
当然、お店によってそれぞれのこだわりの焼き方がありますし、そもそも生地が違うわけなので、生地によって火の通り具合も多少違うと思うんです。
おいしいたこ焼き屋さんは絶対に銅板・鉄板へのこだわりを持っています。
「会津屋」「芋蛸」「十八番」「くくる」は銅板。
一方「やまちゃん」は、あえてゆっくり味を出したいということで、鉄板にこだわっています。
そして人気店の銅板、鉄板はどこも特注です。
自分がよく行くたこ焼き屋さんはどっち派なのかなーとか、このたこ焼きは銅板で焼いたな、とか考えだしたら、あなたはもう立派な「たこ通」ですね。
ソースはどの店も独自開発している!

人気のたこ焼き屋のソースは、だいたいが独自ブレンドのオリジナルソースです。
店ごとに生地が違うので、当然その生地に一番相性の良い味のソースを作り上げているのです。
ちなみに会津屋は、ソースなしで食べるのが基本。
会津屋に限らず、関西ではソースなしのメニューがある味自慢のおいしいたこ焼き屋さんがけっこうあります。
生地の味で勝負ってヤツですね!
私もソース無しでたこ焼きをよく食べます。
ただ、たこ焼きとお好み焼を「2大勢力」とする大阪のソース文化で生まれ育った私としてはやっぱりソース味のたこ焼きも外せない。
その他にも、しょうゆ、ポン酢、柚子胡椒、明太、チーズ・・・色んな味で楽しめるたこ焼きってやっぱりすごい!
あー、なんか、たこ焼き食べたくなってきたなぁ・・・
そんな気分になってしまったあなたへ、大阪でおすすめするたこ焼き店をご紹介します。
大阪でおすすめのたこ焼き店
タコタコキング-TAKOTAKOKING-
大阪なんば心斎橋中心に展開しているお店タコタコキング(TAKOTAKOKING - JAZZ & BLUES OCTPAS CAFE)。リピーターの方はもちろん、初めての方も、店内にはパンチのきいたオブジェとジャズとたこ焼きをご用意しておりますので、各店舗をお楽しみください。テイクアウトもあり。大阪ミナミでたこ焼きならぜひタコタコキングへいらっしゃいませ!

<タコタコキング>
大阪府大阪市中央区東心斎橋2-8-28
TEL:06-6212-0074
(近くに複数店舗があります。各店舗の住所、電話番号、営業時間などはホームページからご確認ください。)
大阪で1番おいしいたこやきくん
大阪 難波駅からすぐにあるたこ焼き屋の中でも「1番おいしい」をかかげるたこ焼き屋「大阪で1番おいしいたこやきくん」店内でも、お持ち帰りでも、チルドで全国発送も可能です。800件食べ歩いた大将こだわりのたこ焼きを、ぜひ一度、ご賞味ください。

<大阪で1番おいしいたこやきくん>
【本店】大阪府大阪市中央区難波千日前10-13
【本店】
TEL:06-6632-8899
【2号店】TEL:06-6630-8558
【本店】12:00~17:00【2号店】11:00~23:00
(営業時間などはホームページからご確認ください。)
代官山 天風
たこ焼きでお馴染みの代官山 天風。大阪心斎橋のおしゃれなお店で1日5万個のたこ焼きを焼き上げた匠の職人の腕をお楽しみください。またクリスピー生地で大人気の韓国チキンのテイクアウトもしております。お気軽にご注文下さい。

<代官山 天風>
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-19-8
TEL:06-4256-3343
19:00~26:00(LO25:00)
(営業時間などはホームページからご確認ください。)