今話題のカッピングで疲労回復!

今回は、SNSを中心に話題になっている「カッピング」についてご紹介します。
そもそもカッピングって何なんだろう?と思う方も多いかと思います。
そんな「カッピング」が注目される理由を紹介します!
カッピングとは何か?
カッピングは元々中国の民間療法で、ガラスやプラスチックでできたカップを皮膚に密着させ、陰圧(引く力)を利用して、於血(おけつ)というドロドロとした血液の滞りを吸引し、血液循環の改善を図る治療法です。
筋肉にも刺激を与えることで、血液の循環を良くすることができます。
体の表面からカップを使って皮膚や筋肉を吸引するため、施術したところにピンク色から赤、紫の痕が残るのが特徴的です。

どんな効果があるの?
カッピングで一番期待できる効果は「血行促進」です。
吸い玉は陰圧によって体の深いところまでアプローチし、深部の血行を促進することが出来ます。
その結果、表面的な凝りだけでなく、慢性的な疲労感、頑固な肩こり、冷え、むくみなどを改善することができます。
また、血行が良くなると凝り固まった筋肉などが緩和し、体内の新陳代謝が促進されます。
そのため、表皮の再生を促進させ、肌を健康的に保つアンチエイジングの面から、エステなどの美容業界でも注目されています。
カッピングにおすすめな症状
- ・頑固な肩こり、腰痛
- ・慢性的な疲れ、体が重だるい
- ・足などが冷えやすい、むくみやすい

カッピングの注意点
いいこと尽くしのカッピングですが、注意点もあります。
治療後、血液があがってくるため健康で血行が良いところはピンク色になり痕が残りづらいですが、古い血液が溜まっていたり、血液の滞りがある部分は紫色の濃い痕が残り、消えるまで1~2週間かかります。
そのためプールや温泉に行く前は控えた方がいいかもしれません。
その他にも食後や運動後など血流が良いときに吸い玉を行うと、かえって体調を悪くしてしまう場合があるので、1時間くらいの時間をあけてから行いましょう。
まとめ
今回は、カッピングの効果や魅力、注意点についてまとめてみました。
スポーツ選手などにも好まれる治療法で、吸い玉療法を気になっている方も多いのではないでしょうか。
跡の色のついた背中が印象的ですが、その色の意味や体の状態を知り、ご自身のコンディションの確認や、疲労のリカバリーにご利用いただけると効果的です。