デジタルイラストに挑戦したい!でも一体何からはじめればいいの?

最近、SNSや動画サイトで美しいデジタルイラストを見かける機会が増え、「自分も描いてみたい!」「憧れる!」と思った方も多いのではないでしょうか。
でも、いざ始めようとすると、どんな機材が必要なのか、どのソフトを使えばいいのか、何から手をつければいいのか迷ってしまうもの。
今回は、これからデジタルイラストに挑戦したい初心者に向けて、最初の一歩をわかりやすくご紹介します。

まずは道具から
まず、必要なのは「描くための道具」です。
一般的に、デジタルイラストを描くにはパソコンまたはタブレット、そしてペン入力に対応したデバイス(ペンタブレットやiPad+Apple Pencilなど)が必要です。
初心者に人気なのは、手軽に始められるiPadとApple Pencilの組み合わせ。
どちらも少し値は張りますが操作が直感的で、アプリも豊富なため、初めての人にも扱いやすいと評判です。

一方、より本格的な制作を目指すなら、ペンタブレットとパソコンを組み合わせる方法もあります。
ペンタブレットは液晶がない手頃で安価なものと、高価ながらも液晶がついているタイプに分類ができます。
液晶がないタイプは操作感がやや難しいので、ずっと手元でペンを握り絵を描いてきたという人からすると、慣れるのは大変かもしれません。

また、とにかくなんでもいいからデジタルで絵を描いてみたい!という人はスマホで指やスマホ用のペンから始めるのも手です。
なかなか本格的な絵を描くのは難しいデバイスですが、スマホさえ持っていればほぼ費用はかからないので、お金をかけたくない人やお試しでデジタルに挑みたい人は、スマホで簡単なイラストを描くところから始めてみましょう。

自身の財布の状況と使いやすさを考えながら自分に合ったデバイスを選ぶと良いでしょう。

描くためのソフト選び
次に選ぶべきは「ソフトウェア」。
基本無料で使える「アイビスペイント」や「メディバンペイント」から、有料ながら高機能な「Clip Studio Paint(クリスタ)」まで、多彩な選択肢があります。
迷ったら、最初は無料ソフトで試して、自分に合った機能や描き心地を見つけてから有料版にステップアップするのが安心です。
特にクリスタは、プロのイラストレーターも使用しており、筆の種類やレイヤー機能が充実しているため、上達するにつれてその良さを実感できます。
はじめの一歩は練習から
ツールが揃ったら、いよいよ練習の開始です。
ただし、最初からうまく描ける人はほとんどいません。
まずはトレース(お手本の上からなぞること)や模写を通して、線を引く感覚を掴むところから始めましょう。
また、SNSやYouTubeには初心者向けの講座が数多く公開されています。
独学に不安がある人は、そうした無料の教材を活用するのも大いにおすすめです。
まとめ
最後に大切なのは「楽しむこと」です。
思い通りに描けなくて悔しいと感じることもあるでしょう。
でも、その「悔しさ」が上達への原動力になります。
SNSで作品を投稿したり、他の人のイラストを見ることで刺激を受け、自分のペースで少しずつ成長していく過程を楽しんでください。
デジタルイラストは、誰でも始められる表現の手段です。
必要なのは、少しの準備と、描いてみたいという気持ちだけ。
興味を持ったなら今日から、その一歩を踏み出してみましょう!
