ガチャガチャ界の異色ヒーロー!緻密すぎるロボットカエル「ケローネン」の世界

ガチャガチャの中に突如現れた、メカ×生物という斬新な存在――ケローネン。
昭和レトロなデザインとSF的世界観が融合したこのカプセルトイシリーズは、ただ「かわいい」だけじゃない、驚くほど作り込まれた細部が話題を呼んでいます。
「ケローネン」とは?
「ケローネン」は、メカニカルなカエル型ロボット。その丸みを帯びたフォルムは一見ポップですが、見れば見るほど細部に宿るこだわりが目を引きます。
外装はリベット風のディテールがあり、まるで戦場で活躍していたかのような重厚感。
手足は可動式で、姿勢を変えてディスプレイが可能。
全体に汚し塗装が施されているバージョンもあり、ミリタリーテイストを引き立てます。
驚愕の設定!操縦席には「オタマジャクシ」!?

ケローネン最大の見どころと言えば、内部構造にまで及ぶ世界観の作り込み。実はこのメカガエル、中に「オタマジャクシ型のパイロット」が搭乗しているという設定なのです。
透明バージョンや開閉ギミックがあるモデルでは、なんとその操縦席の中を見ることが可能。
パイロット席には計器類やコントロールパネルが配置され、精密さに驚かされます。
オタマジャクシはヘッドギアを装着していたり、操縦桿を握っていたりと、とにかく芸が細かい!
モデルによっては、オタマジャクシの表情やポーズが異なり、集めたくなる要素が盛りだくさん。
この「オタマジャクシがメカガエルを操縦する」というギャップが、ファンの心をガッチリつかんでいるのです。
どこか懐かしく、それでいて新しい

ケローネンの魅力は、昭和アニメのようなノスタルジーと、現代のガレージキット的なディテールの融合にあります。
まるで「ケロ戦記」や「メカ両生類戦隊」なんてタイトルのアニメが存在していたかのような妄想をかき立てるデザイン。
バリエーションによっては、戦闘型、探索型、水中型などの設定が用意されているモデルも。
しかも、これらが1回300~500円程度のガチャガチャで手に入るというのだから驚きです。
ケローネンは、単なるカプセルトイではなく、一つの物語を内包したミニチュアアートです。外から眺めてよし、内部を覗いてニヤリとしてよし。コレクションとしての価値も高く、飾ればインテリアにもなる完成度の高さ。
ガチャのカプセルを開けた瞬間、小さな世界が手のひらに広がる――それが、ケローネンの魅力です。