冬から始める甘酒で腸活♪
お正月に、その年の邪気を払い、無病息災を願って飲む飲み物・甘酒。神社への参拝のときに配られているのを飲むことが多いのではないでしょうか。
普段からスーパー等でも販売されているように、甘酒はお正月だけの飲み物ではないのです!
今回は甘酒についてご紹介していこうと思います。
甘酒から得られる嬉しい4つの効果
美肌効果
甘酒には肌の新陳代謝やコラーゲンの生成を促すビタミンB群が豊富で、しみやそばかすの原因物質・メラニンの生成を抑制するコウジ酸や、アンチエイジング効果のある抗酸化物質なども含まれています。
疲労回復
酒に含まれる麹菌は、栄養の消化吸収を助ける働きがあるので、摂取した栄養を効率よくエネルギーに変換してくれます。
疲労を感じた時に甘酒を摂取すると、効率的にエネルギーの補給ができ、回復が促されると考えられています。
また、エネルギー代謝を促す栄養素である、ビタミンB群、ミネラル、アミノ酸やエネルギー源となるブドウ糖も豊富に含まれています。
肥満防止
ブドウ糖により血糖値が上昇するので、甘酒を一杯飲むだけで満腹感があります。
甘酒には体が必要とする栄養素が豊富に含まれているので、栄養の偏りを解消することも可能です。
便秘解消
善玉菌を増やすグルコシルセラミドやビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖、食物繊維と似た働きをするレジスタントプロテインなどにより、便秘の解消に役立ちます。
グルコシルセラミドは、“ブラウティア・コッコイデス菌”と呼ばれる腸内の善玉菌を増やし、腸の炎症を押さえます。
そのため、腸の働きがスムーズになりると考えられています。
また、オリゴ糖は、乳酸菌の一種・ビフィズス菌のエサとなるので、ビフィズス菌が増殖し、腸のぜん動運動を活発にする効果があります。
レジスタントプロテインに関しては、食物繊維に似た働きをする難消化性タンパク質なので、胃腸で消化されにくいため、ゆっくり腸内を移動しながら余分な脂質やコレステロールなどを吸着し、体外へ排出したり、便を柔らかくする働きもあるため、排便も促したりします。
甘酒の美味しい楽しみ方
甘酒はそのまま飲むイメージが強いですが、お料理に使っても美味しくいただけます!
甘酒パンケーキ
砂糖の代わりに甘酒を使うと、ほんのりとやわらかい甘さを味わうことができます。
甘酒ヨーグルト
腸活の強い味方であるヨーグルトと甘酒を合わせると、より一層効果が期待できます!
ジャムなどと比べるとやさしい味になります。
甘酒の手羽先
甘酒と味噌や醤油などを混ぜて、一晩手羽先を漬け込みます。
後は焼くだけでしっかりと味がしみ込んだ美味しい手羽先が出来上がります。
まずは1杯の甘酒から
冬は他の季節と比べて外出が億劫になりがちではないでしょうか。
その分、運動量も減るので、ダイエット効果も期待できる甘酒で、健康も美容もいいとこどりしませんか?