2022 年 6 月 14 日公開
招き猫のポーズで意味が変わる!?
皆さまは招き猫の上げている手によって、招くものが違うことをご存じですか?
私は知りませんでした・・・。
「右手を挙げているもの」「左手を挙げているもの」とよく見ると種類が何パターンかあるんです。
また色や形などで意味が変わりますので、今回ご紹介してみます。
是非ご覧ください!!!
発祥やご利益は?
実は招き猫の明確な発祥は、不明らしいです。
猫が毛づくろいをする仕草が手まねきをしているように見えることから、「福を引き寄せる」と言われるようになったのではないかという説があります。
また、その昔、農作物を食べるネズミを駆除するために猫を家やお店に住まわせたことから、猫がいる家には福が訪れ商売は繁盛するという「猫=幸福」のイメージに繋がったともいわれているそうです!
上げている手の意味
「右手」はお金を招く
右手を上げている招き猫はオス猫といわれており、金運や幸運を上げてくれるとされています!
一般的な家庭に飾られるのは右手を上げた招き猫が多いようです。
「宝くじに当たる」とか、「財宝を手に入れる」といった幸運を呼んでほしいと願うなら、「右手上げ」がおすすめされているみたいです!
「左手」は人を招く
左手を上げている招き猫はメス猫といわれており、商売繁盛や良縁など、人に関する福を呼び込んでくれるとされています!
お店や会社など、お客を呼んでほしい場所や、恋愛や結婚の相手を見つけたい方に選ばれることが多いようです。
「両手」を上げている招き猫も・・・?
両手を上げている招き猫は、人も金運も両方招く猫
しかし同時に、両手を上げたポーズは「お手上げ」にも通じるとして、商売をしている人の中には敬遠する人も少なくありません。
自分用に買うのはともかく、人へのプレゼントは避けたほうがいいかもしれませんね(汗)
また、よく見ると招き猫によって上げている手の高さも違います!
手は高く上げていれば上げているほど、より遠くからも福や人を集めるといわれています。
商売をされている方は、どんなお客様に来てほしいかを考えて選ぶと良いですね!
色の意味
招き猫は白猫か三毛猫が一般的でしたが、近年では風水の要素を取り入れた様々な色の招き猫が登場しています!
白や三毛の招き猫のご利益がオールマイティな「開運招福」なのに対し、そのほかの色は時代を反映した様々な運を招いてくれるそうです。
【黒】家内安全・厄除
何色にも染まらない黒は魔除け・厄除けの意味を持つといわれています。
悪い運気が入ってこないように、玄関や店先に置くのがおすすめ。
【黄色】【金色】金運・財運・出世
色そのまま、お金を招く招き猫。
風水では「金運は西の黄色を目指してやってくる」ため、家の西側に置くとよいとされています。
【赤】無病息災・健康長寿
赤は魔除けの意味があり、また病を遠ざける色ともいわれています。
黒の招き猫と同じく玄関に置くのがおすすめですよ。
どこに置けばいい?
招き猫は人が大好き。店舗なら店先、家庭なら玄関やリビングなど、人の目につく場所に置いてあげましょう!
毎日声を掛けたり、なでたりするのも良いそうです!
ホコリが溜まったりしないよう、常にキレイにしてあげることも大切です。
風水では色と方角の関係も重要なので、「金運を招く黄色の招き猫は西に置く」など、風水の考え方に従って置く場所を考慮してみるとよいとされています!