日本を襲った史上最恐クラスの台風ランキングと今後の台風対策!

日本を襲った史上最恐クラスの台風ランキングと今後の台風対策!

日本列島は、世界でも有数の台風が接近・上陸しやすい国です。


毎年、夏から秋にかけて発生する台風は、時に甚大な被害をもたらし、私たちの生活に大きな影響を与えてきました。


これまでの歴史を振り返ると、特に被害が大きかったとされる台風がいくつか存在します。


今回は、これまでに日本を襲った台風の中で、特に被害が大きかった5つの台風をランキング形式でご紹介します。


それぞれの台風がなぜこれほどの被害をもたらしたのか、その特徴を振り返るとともに、今後の台風被害に備えるための対策についてもお伝えします。







1位:伊勢湾台風(1959年)

桁違いの被害をもたらした昭和の「スーパー台風」

日本の台風災害史上、最も大きな被害をもたらしたのが伊勢湾台風です。


1959年9月26日に紀伊半島に上陸し、東海地方を中心に壊滅的な被害をもたらしました。


その特徴は、観測史上最大の高潮が発生したことです。


高潮は名古屋港で3.55mを記録し、満潮時刻と台風の最接近が重なったことで、被害はさらに拡大しました。

被害内容

死者・行方不明者5,098人、家屋全壊・流失約4万棟、床上浸水約15万棟、床下浸水約36万棟。


特に、愛知県と三重県の沿岸部では、家屋が次々と高潮に飲み込まれる悲惨な状況となりました。

風速・気圧

中心気圧は上陸時で929.5hPaと非常に低く、最大瞬間風速は愛知県伊良湖で55.3m/sを観測しました。


この強風と高潮が複合的に作用し、未曽有の被害につながったのです。


伊勢湾台風の教訓から、防災体制の強化や高潮防波堤の整備が進められました。



2位:室戸台風(1934年)

記録的な低気圧と暴風が襲った「風台風」

1934年9月21日に室戸岬付近に上陸した室戸台風は、伊勢湾台風に次いで死者数が多かった台風です。


最大の特徴は、上陸時の中心気圧が911.6hPaと、日本の観測史上最低を記録したことです。


この記録は、2025年9月現在も破られていません。

被害内容

死者・行方不明者3,066人、家屋全壊・流失約4万棟。


特に、関西地方の都市部を中心に、暴風による家屋の倒壊が多数発生しました。

風速・気圧

上陸時の中心気圧911.6hPaという驚異的な低さから、近畿地方を中心に猛烈な風が吹き荒れました。


大阪では最大瞬間風速60m/s以上を観測したとされています。


木造家屋の倒壊が相次いだことから、建物の耐風基準が見直されるきっかけとなりました。



3位:枕崎台風(1945年)

戦後の混乱期に追い打ちをかけた「水台風」

第二次世界大戦終戦直後の1945年9月17日に、鹿児島県枕崎に上陸した枕崎台風。


戦後の混乱期であったことや、気象情報の伝達手段が乏しかったこともあり、被害が拡大しました。


その特徴は、記録的な豪雨です。


広島県では日降水量1,000mmを超える場所もあり、土砂災害や河川の氾濫が相次ぎました。

被害内容

死者・行方不明者3,756人、家屋全壊・流失約4万棟。豪雨による土砂崩れや洪水で多くの命が失われました。


特に、広島県では土砂災害が多発し、壊滅的な被害を受けました。

風速・気圧

中心気圧は上陸時916.3hPaを記録。


記録的な豪雨が大きな被害をもたらした「水台風」としても知られています。


終戦直後という時代背景が、防災体制の不備を露呈させ、被害をさらに深刻化させました。



4位:狩野川台風(1958年)

伊豆半島に甚大な被害をもたらした「集中豪雨台風」

1958年9月26日に伊豆半島に上陸した狩野川台風は、特に静岡県に甚大な被害をもたらしました。


その名の通り、狩野川の氾濫が最大の被害要因です。


上陸前から台風の接近に伴う秋雨前線の活発化によって記録的な豪雨となり、狩野川が氾濫。


静岡県東部を中心に洪水と土砂災害が多発しました。

被害内容

死者・行方不明者1,269人。


伊豆半島では、家屋の流失や土砂崩れによって、多くの集落が孤立しました。

降水量

伊豆半島の天城山では、期間降水量1,000mm以上を記録しました。


この大雨が土砂災害や河川の氾濫を引き起こし、多くの犠牲者を出しました。


この災害を教訓に、狩野川放水路の建設が計画・実行され、治水対策が大きく前進しました。



5位:令和元年東日本台風(台風19号)

広域にわたる豪雨と河川の氾濫

2019年10月に日本を襲った令和元年東日本台風(台風19号)は、近年の台風災害の中でも特に被害が大きかった台風です。


関東甲信地方、東北地方を中心に記録的な大雨となり、140を超える河川が氾濫しました。

被害内容

死者・行方不明者100人以上、家屋全壊約3,000棟以上、床上浸水約3万棟以上。


広範囲にわたり河川の氾濫による浸水被害が発生し、住宅やインフラに深刻な影響を与えました。

降水量

静岡県伊豆市では24時間降水量760mm、神奈川県箱根町では1,000mm近くに達するなど、観測史上1位の降水量を記録した地点が多数ありました。


この台風は、広域かつ複合的な被害の危険性を改めて示し、河川の治水対策や、より迅速な避難情報の提供の重要性を浮き彫りにしました。



今後の台風被害を拡大させないための対策

気候変動の影響もあり、今後もこれまでにない規模の台風が発生する可能性があります。


個人の備えはもちろんのこと、社会全体で対策を講じていく必要があります。

早めの情報収集と避難行動

最新の気象情報を常に確認し、自治体が発令する避難情報(警戒レベル)を理解しておくことが不可欠です。


警戒レベル3(高齢者等避難)、警戒レベル4(避難指示)が発令されたら、ただちに安全な場所へ避難しましょう。


避難所だけでなく、親戚や知人宅などへの分散避難も有効です。



ハザードマップの確認と避難経路の把握

自宅や職場が、洪水、土砂災害、高潮などのハザードマップ上でどのような危険区域にあるのかを事前に確認しておきましょう。


避難場所までの安全な経路を複数把握しておくことも重要です。

家屋の補強と対策

家の外にある植木鉢や物干し竿など、風で飛ばされやすいものは室内にしまうか固定します。


雨戸や窓ガラスの補強、側溝や排水溝の清掃も忘れずに行いましょう。


土のう袋の準備や、止水板の設置も浸水対策に有効です。



非常用持ち出し袋の準備

懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、食料、飲料水、常備薬、現金など、災害時に最低限必要なものをリュックにまとめておきましょう。


最低3日分、できれば1週間分の備蓄が望ましいです。

車の燃料は満タンに

停電時に給油ができなくなる可能性を考慮し、台風接近前に車のガソリンは満タンにしておきましょう。


車が避難場所になることも想定されます。




まとめ

日本が経験してきた甚大な台風災害は、多くの教訓を残してきました。


しかし、近年は地球温暖化の影響で、台風の勢力が増し、これまで経験したことのないような豪雨や暴風をもたらす可能性が高まっています。


過去の教訓を活かし、個人の備えと社会全体の防災意識を高めていくことが、今後の被害を最小限に抑えるための鍵となります。

「災害は忘れた頃にやってくる」。

この言葉を胸に、私たちは常に自然災害に備える必要があります。







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この記事を書いた人

矢部 峻一

『イートラスト株式会社 CS・テクニカルチーム 課長/ B-rise運営事務局 副局長』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。

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