手軽に肩こり解消!?話題の肩甲骨はがしとは?
新型コロナ禍でリモートワークが根付いてきましたが、ご自宅で快適にデスクワーク出来ていますか?
デスクワークに付き物なのは「肩こり」です。
そんな肩こりを簡単に解消できるのが、“肩甲骨はがし”なんです。
「一度は耳にしたことあるけれど、実際にどんなことをするの?」
「痛くないの?」
とそんな疑問をもっている方も多いかと思います。
そんな「肩甲骨はがし」の内容と簡単にできる肩甲骨はがしの方法を紹介します!
“肩甲骨はがし “とは?
“肩甲骨はがし”とは、固まってしまった肩甲骨周りの筋肉と皮膚や筋肉、臓器、骨、血管などを包みこんでつなぐ繊維状の組織「ファシア」をほぐして、「ゆるゆる組織」の働きを取り戻すことです。
肩甲骨を上げてギュッと寄せる動きをすることで、マッサージではほぐすことのできない深部の筋肉、肩甲骨を動かす役割をしている、菱形筋(りょうけいきん)と肩甲挙筋(けんこうきょきん)に働きかけることが可能になります。
なぜ、 “肩甲骨はがし“が肩こりに効くのか?
肩こりの一番の原因は、首にかかり続けた負荷の蓄積によるものです。
人間の頭の重みは、体の10%なので、体重50kgの人なら5kgの重みがあります。
常に5kgのお米を支えていることになるので、首には相当な負荷がかかっています。
さらに、頭を30度ほど前かがみにするだけで、首に加わる重さはその3倍になる為、デスクワークなどで長時間頭を傾けていれば、首の筋肉はみるみる緊張して硬くなり、血行不良や痛み、こりなどの不調を招きます。
そしてこの首を支え、土台となっているのが肩甲骨です。
“肩甲骨はがし”によって、首の周りの硬くなった筋肉をほぐしてあげることで、血流を良くし、不調を改善することができます。
まずは “ 肩甲骨ガチガチ度 “ をチェック!
- 1.かかと、背中、腕を壁に背を付けて立ち、手のひらを下にした状態で腕を肩の位置まで真っ直ぐに伸ばす。(このとき、ひじを曲げないように注意してください)
- 2.そのまま腕が壁から離れないように上に上げる。肩の水平ラインと腕の角度を見る。
肩の水平ラインから上げた腕の角度が60度以上なら、肩甲骨に柔軟性が保たれている状態です。45度未満の場合は、肩甲骨周りの筋肉がガチガチになっている証拠です!
簡単に実践!“肩甲骨はがし体操 ”
ステップ1:準備体操
いきなり肩甲骨を動かすのは大変です。まずは準備体操で筋肉の可動域を広げましょう!
- 1.ひじを曲げて肩の高さまで水平に上げる。
- 2.肩甲骨を寄せるイメージで腕の高さを保ったまま、5秒間かけて後ろに引く。これを5回繰り返す。
ステップ2:肩甲骨はがし体操の基本
準備体操で肩や腕が動きやすくなったところで、肩甲骨はがし体操本番です!
- 1.両ひじを肩の高さに上げ、胸の前でV字を作るようにさらに肩の上に上げる。
- 2.両ひじの位置をできるだけ下げないように5秒ほどかけてゆっくりと後ろに回し下ろす。ここまでを5回繰り返す。
今後、つらい肩こりに悩まされないために
今回紹介しました “ 肩甲骨はがし体操 “ を朝・夕の1日2回を習慣にして、1週間続けてみましょう。
腕が格段に上がりやすくなってきます。この体操をすることで、体の姿勢改善にもつながるので、パソコンやスマホを使う方に多い症状のストレートネックの改善にもつながります。
ぜひ “ 肩甲骨はがし体操 “ を毎日の習慣してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 テクニカルチーム 主任/ B-rise運営事務局 副局長』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。