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2021.05.27

「そうめん」と「ひやむぎ」の違いって何??

「そうめん」と「ひやむぎ」の違いって何??

そろそろ5月も終わり、梅雨の時期に入ってジメジメ蒸し暑い時期に突入していきますね。

どうしても暑くなってくると食欲が落ちて、さっぱりしたものを食べたくなります。

夏場には皆さん「そうめん」を食べる機会が増えるんではないでしょうか?

さっぱりしていて調理時間も短くて済むそうめんは夏にぴったりの麺ですよね!

スーパーの乾麺の売り場にもこれからの時期はそうめんが多く陳列されています。

有名なものは『揖保乃糸』。揖保乃糸といっても特級のものからリーズナブルなものまで種類豊富にあるんですよ。

またスーパー各社で開発製造されたPBブランドのものもありお手頃価格で購入出来ます。

そんな乾麺のコーナー見ていると「ひやむぎ」も陳列されています。

ひやむぎはたまに赤の麺が混ざっていたりして子供の頃、ピンクの麺を取り合った記憶がありますが、見た目は「そうめん」と大して変わらないのですが・・・。



「そうめん」と「ひやむぎ」って、一体何が違うのか?


今回は「そうめん」と「ひやむぎ」の違い、またいつ頃から食べられているのかご紹介してみたいと思います。


「そうめん」と「ひやむぎ」の違い

「そうめん(素麺)」「ひやむぎ(冷麦)」の違いは太さです。


  • ●そうめん:直径1.3mm未満
  • ●ひやむぎ:直径1.3mm以上、1.7mm未満

このように食品表示基準で分類されています。
ただし、手延べの場合は、1.7mm未満であれば「そうめん」「ひやむぎ」とどちらでも名乗ってよいそうです。


ちなみに、直径1.7mm以上の麺は「うどん」。幅4.5mm以上(厚さ2mm未満)で「きしめん」となります。



そうめんの歴史

そうめんは、奈良時代に中国から伝わった「索餅(さくべい)」が元とされているそうです。索餅とは、小麦粉と米の粉を練り、それを縄のようにねじったものと考えられています。


その後鎌倉時代~室町時代頃に、中国から麺を手延べする方法が伝わり「索麺(そうめん)」が誕生し、その後「素麺(そうめん)」になったと言われているそうです。



ひやむぎの歴史

ひやむぎの起源は室町時代に登場した「切麦(きりむぎ)」。うどんを細く切って作られていたことから、「切麦」と呼ばれていたそうです。


その切麦を冷やして食べるのを「冷麦(ひやむぎ)」、ゆでて熱いうちに食べるのを「熱麦(あつむぎ)」と呼び、今の「冷麦(ひやむぎ)」につながっているとか。


麺の中に、ピンクや緑など色の付いた麺が入っているのは、もともと、違いがわかりづらい「そうめんとひやむぎ」を区別するために、ひやむぎの方だけに色付き麺を入れたんだそうです。



おわりに

そうめんとひやむぎは、太さで分けられていたんですね。


歴史にも違いがあり、昔は違ったものと認識されていましたが、明治時代に入り製麺機ができると、製造方法の違いが曖昧になってきます。元々は原料(小麦・食塩・水)が同じで、両者は似通っていました。


そこで、機械製法においては、JAS規格で「太さ」の定義が定められたそうです。



なお、手延べ麺は、生地に食物油(またはでん粉)を塗付して手作業で引き延ばしていきます。そのため機械製法と違って太さの違いを出すのが難しいため、直径が1.7mm未満のものは、そうめん・冷麦(ひやむぎ)のどちらで名付けてもよいことになったそうです。機械製法のものとは、風味も違うようですよ。


選ぶ際、食べる際に、違いについて意識して見ると、いつもと違った楽しみを見つけられるかもしれませんね。



この記事を書いた人

矢部 峻一

『イートラスト株式会社 テクニカルチームリーダー/B-rise運営事務局員』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。

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