東西で形が違う!?桜餅について

春といえば桜、桜といえば桜餅。
桜の季節を迎えると桜餅が食べたくなりますよね。
桜餅と言っても実は関東風と関西風の2種類に分かれているのをご存知ですか?
そんなわけで今回は日本の春の名物「桜餅」についてご紹介していきます。

関東風と関西風の桜餅とは
桜餅には関東風の「長命寺」、関西風の「道明寺」があります。
関東の桜餅「長明寺」は小麦などで作った生地で餡をまいたクレープのような見た目をしたお餅です。
それに対して関西の桜餅「道明寺」はもち米を蒸して乾燥させ粗挽きした道明寺粉で作った生地で餡を包んだ、おまんじゅう型のお餅です。

関東、関西の桜餅の共通点
比べてみると全然違う形をした長命寺と道明寺ですが、どちらにも共通するのが、桜の葉の塩漬けで包んでいるということです。
桜餅に使用されている桜の葉の9割は静岡県の伊豆地方で生産されているそうです。
桜の葉は塩漬けにすることでクマリンという芳香成分がうまれるそうですが、クマリンには肝毒性があるので桜の葉の食べ過ぎには注意が必要です。
関東風と関西風で作る材料も見た目も違いますが東西で葉の大きさにもこのみがあるようで関東では大きめの葉が、関西では小さめの葉が好まれているとか...
ちなみに日本あんこ協会という団体が行った第一回全国桜餅一斉調査で居住している都道府県ではどちらが主流かという問いに対して、関東風が30.8%、関西風が69.2%という結果がでており一概にもはっきりと東西で分かれているとは言えないそうです。

桜餅とドイツ・ベルリン
桜餅は春の季語にもなっているので春に食べるにはもってこいの和菓子です!
※余談ですが東西で分かれていると聞くと筆者はベルリンの壁を思い浮かべたのですが、現在はベルリンの壁の跡地には日本から送られた1万本の桜が植えられており、桜並木となっているそうです。
もしベルリンを訪れる機会があれば、壁の歴史を感じるだけでなく日本からもたらされた美しい桜並木を眺めながら桜餅を食べるのも風情があっていいかもしれませんね。


