2023 年 1 月 20 日公開
しらすを食べると肌が綺麗に!?

突然ですがみなさんはしらすはよく食べられますか?
しらすと聞いてどんな見た目か分からない人はいないかなと思いますが、「見た目がなんか苦手...」「知ってはいるけど食べたことない...」みたいな人も少なくないのではないでしょうか?
現に私の家族でも半数はしらすが苦手みたいです笑
せっかく美味しいし栄養も豊富なのに食わず嫌いで食べないのはもったないない!
今回はそんな栄養満点なしらすについてご紹介します!


しらすってそもそも何?
"しらす"は実は魚の名前ではなくてイワシ類、ウナギ、アユなどの稚魚を指す総称なんです。
なかでも市場に出回っているしらすの多くはカタクチイワシの稚魚だそうです。
しらすによく似た魚に”シラウオ”と”シロウオ”という魚がいるのですが、漢字で書くとそれぞれ"白子"、"白魚"、"素魚"と異なりますし、
生物学上の階級的にもシラウオはキュウリウオ目でアユやワカサギなどの仲間です。
シロウオはスズキ目でハゼの仲間になります。
この3種類は似ているようで実は全然違う魚なんです!

しらすは栄養満点!!
・骨や歯の材料になるカルシウム
カルシウムは主に骨や歯に含まれる栄養素ですがなかなか取ることが難しいのですが、しらすは小魚であるため骨も柔らかく効率よくカルシウムを摂取することができます。
・カルシウムの働きを助けるビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進させる効果があります。
カルシウムを摂取するだけでは体にうまく吸収されず、しっかり摂っているのに実はカルシウム不足なんてこともあるので、一緒にビタミンDを摂れるしらすは効率よくカルシウムを摂取することができる優れた食材なんです!

・体にいい油、EPA&DHA
EPAとDHAは主に魚に含まれる油で血液をサラサラにする効果があるので、動脈硬化や心疾患の予防効果が期待されています。
イワシやサバに比べて日々の食事に取り入れやすいので、EPA&DHAを取ることが目的ならわざわざ大きい青魚ではなくて、しらすを食べるのもいいかもしれませんね。
・美容効果にエラスチン・セレン
しらすに含まれるエラスチンはコラーゲンを結びつけて肌に弾力性をもたらしてくれます。
エラスチンが不足すると逆にしわやたるみの原因になってしまうので注意が必要です。
セレンは老化や病気のもとにもなる活性酸素を除いてくれる抗酸化ミネラルなので、こちらもうれしいですね。
抗酸化酵素を作り出す力は20代をピークに低下し、抗酸化作用は加齢ともに減少する傾向にあるので、食品から摂取することが必要になってきます。
セレンはビタミンEと一緒に摂るとアンチエイジング効果もあると言われているので、美容効果を期待する人にとってもかなりうれしい成分になっています。

まとめ
美味しくて美容効果も期待できるしらす
みなさんもこれを機に美味しいしらすを食べてみてはいかがでしょうか?
