昔からのお盆の風習と過ごし方とは?

昔からのお盆の風習と過ごし方とは?

日本に古くから伝わる風習のお盆。

正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。

故人やご先祖様の魂が現世に戻ってくる期間であり、主に自宅でお迎えして冥福を祈る時期とされています。


2026年(令和8年)のお盆休みは、8月13日(木)から16日(日)が基本となるでしょう。


ただし、祝日である[山の日]が8月11日(火)ですので、翌12日(水)をお休みにして、8月11日(火・祝)から16日(日)までの6日間をお盆休みとする企業やお店が多くなるかもしれませんね。

1.お盆の風習

お盆は地域によって行われる様々な風習や行事があります。

これらはどれも個人やご先祖様の霊を供養することが目的であることに違いありません。

それぞれの意味を知ることで、また違う気持ちでお盆を迎えられるのではないでしょうか?

【迎え火】

お盆の初日に霊を迎えるために焚く火を「迎え火」と言い、家の門口や玄関前、もしくはお墓で行われます。

焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きの平らなお皿の上にオガラ(皮を剥いだ麻の茎)を置いて火を灯して焚きます。



【送り火】

見送る時に焚く火を「送り火」と言い、家の中で火を灯してお墓もしくは玄関先や門口まで故人を案内します。

そしてお送りする場所に着いたら、黙祷をして火を消します。

地域によっては灯籠流しなど川に流す慣習がある所もあります。



【盆提灯】

お盆の時期に玄関先に吊るされる提灯を「盆提灯」と言います。
盆提灯は、故人やご先祖様が家に戻られるときに迷子にならないようにと、目印の意味を込めて飾ります。

【精霊馬】

お盆の時期に飾る、きゅうりで作る馬を「精霊馬」、なすで作る牛を「精霊牛」と言います。

割り箸などを刺して足に見立て、精霊馬は精霊棚に飾られます。

これらは、お盆に故人やご先祖様の霊が家に戻ってくる際に行き来する乗り物として作られたとされています。


2.お墓参りの基礎知識

仏教において、五供(ごく)をお供えして合掌することが供養の基本となっています。

五供とは、香・花・灯燭・浄水・飲食のことを指します。

【香】

お線香の香りによって、心と身体が清められると言われています。

【花】

清らかで美しい花を供えます。

お参りをする人に向けて飾り、心穏やかにする意味もあります。

【灯燭(とうしょく)】

仏壇のロウソクも同様ですが、お線香に火をつけるためだけではなく火を灯すこと自体がお供えになっています。

【浄水】

清らかな水をお供えすることで、お参りをする人の心が洗われることを意味しています。

墓石の水鉢(墓石中央のくぼみ部分)に新鮮なお水を張ります。

【飲食(おんじき)】

私たちが普段食べているものと同じものをお供えします。

仏壇の場合ですと、ご飯を盛ったりするのがこれにあたります。

お墓には、故人の好物や季節の食べ物などを選んで持っていってあげるとよいでしょう。


以上、5つをお供えするのが理想ですが、気持ちが込もっていればすべて揃っていなくても大丈夫。


まずはお墓を綺麗にして、故人やご先祖様を気持ちよく迎えましょう!


※宗派によって多少異なるようです。

 霊園ごとのルールや使用規則が定められている場合はそれに従ってくださいね!

大事なのは故人を想う気持ち

お盆はお住まいの地域や宗派によって時期や風習が異なるため、「こうすればよい」と一概には言えません。

最も大事なのはカタチにこだわることではなく、故人やご先祖様を大切に供養したいという気持ちです。

日頃の感謝を表し温かく迎え入れることで、自分や家族にとってより良いお盆の過ごし方となるはずです!

仏壇仏具のご相談なら

岡田屋布施

岡田屋布施

◆岡田屋布施:https://butsudan-okadaya.tokyo/





この記事を書いた人

矢部 峻一

『イートラスト株式会社 総合サポート本部 部長/ B-rise運営事務局 副局長』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。

新着記事
関連記事