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2021.03.07

口からはじめる生活習慣病予防

口からはじめる生活習慣病予防

世界一の長寿大国日本ですが、一方で食生活をはじめとする生活環境の変化に伴い「生活習慣病」の増加が社会問題化しているのをご存じでしょうか?

そんな日本国民を憂いて日本国政府は平成27年度 厚生労働省委託事業 保険者における歯や口の健康づくりセミナー にて「口からはじめる生活習慣病予防」という資料を公開致しました。


口内環境と生活習慣病には関係性があるのです。


内容を簡単にまとめると下記になります。






歯や口と全身の健康との関係性




口腔の疾患はさまざまな全身疾患と関連していることが報告されており、口腔の健康状態は全身的な健康状態と密接な関連があります。

そのため、口腔の健康状態を維持、改善するための歯科治療は、全身的な健康状態の維持にとって欠かせないものと考えられます。


口腔の疾患と全身疾患との関連

代表的な口腔の疾患にはう蝕(むし歯)と歯周病があります。特に歯周病はさまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。

なかでも歯周病と糖尿病との関連はエビデンスが高いものとして知られています。


糖尿病は糖代謝異常により高血糖状態となる代謝疾患であり、国内の患者数が多い疾患の一つです。

糖尿病の主な合併症には、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害などがあります。

また、糖尿病による免疫機能の低下から易感染性(感染しやすい状態)となることで歯周組織の炎症が進み歯周病が悪化することから、歯周病は糖尿病の合併症としても認識されています。

多くの疫学調査は、糖尿病患者の歯周病が進行していることを示しており、また歯周病のある糖尿病患者に歯周治療を行うことで、血糖コントロールの指標となるHbA1cに改善が見られることから、歯周病と糖尿病との間には双方向的な関連があるといわれています。

日本歯周病学会による「糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン」[1]は、糖尿病患者に対する歯周治療を推奨しており、日本糖尿病学会が発行した「糖尿病診療ガイドライン2019」[2]でも、2型糖尿病患者に対する歯周治療により血糖が改善する可能性があることから、糖尿病患者への歯周治療を推奨しています。糖尿病患者に対して歯周治療を行うことは、歯周病の改善だけではなく糖尿病のコントロールにも有効であると考えられます。


その他にも、歯周病は、心疾患や慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、悪性新生物(がん)、早産・低体重児出産など、さまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。

それらのなかにはエビデンスが十分ではないものもありますが、いずれにしても、歯周病を治療することにより口腔の健康を維持することは、全身の健康維持にとっても重要であるといえるでしょう。





よく噛むことができるとどんなメリットがあるのか




ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満防止につながります。

食べ物の形や固さを感じることができ、味がよくわかるようになるなど味覚が発達します。

口の周りの筋肉をよく使うことで、あごの発達を助け、表情が豊かになったり、言葉の発音がきれいになったりします。

そして、上記のすべてが生活習慣病の予防に役立ちます



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おおかど歯科医院

歯科医師から見た「食育」生活習慣病予防をしましょう。日々、お子様がお口に運ぶ食事や、中高年の方の食事も、食べ方の習慣改善が将来の生活習慣病の予防に繋がります。生活習慣病を食い止めるためには、お口の健康が第一です!おおかど歯科医院が、歯科医師から見た食育についてご紹介します。

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この記事を書いた人

中村 正平

『イートラスト株式会社 総合サポート本部 制作部主任/デザイナー兼コーダー兼フロントエンドエンジニア』
2015年イートラスト株式会社へ入社。好きな言葉は尊敬するYouTuber西野亮廣が言っていた「目を向けなきゃいけないのは、自分のことを嫌う人の数ではなく、自分のことを好いてくれる人の数」です。

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