2021 年 4 月 23 日公開

耳が聞こえづらい?突発性難聴の可能性も・・

耳が聞こえづらい?突発性難聴の可能性も・・

突発性難聴とは

予兆なく耳の聞こえが悪くなる病気です。

朝起きたら耳がよく聞こえなかった、電話の音が聞こえなくなったなど、突然症状が表れることがほとんどですが、数日かけて悪化することもあります。



原因ははっきりとはわかっていませんが、音を感知して脳に伝える役割を担っている内耳のウイルス感染や血流循環障害ではないかといわれています。

そのほか、ストレスや過労、睡眠不足、糖尿病などが関係していると考えられています。

【突発性難聴の症状】

  • ・突然聞こえにくくなった
  • ・詰まった感じがする
  • ・エコーがかかったように音が二重に聞える
  • ・耳鳴りが続く
  • ・めまいや吐き気が起こる

難聴の度合い、聞こえにくさは人によって異なります。

ほとんどの音が聞こえない場合もあれば、高音など一部の音が聞こえない場合もあります。

多くの場合、片方の耳にのみ症状が表れます(まれに両方のこともあります)。

難聴と前後して、耳鳴りやめまい、吐き気などが起こることもあります。

これらの症状は一度だけで、繰り返されることはありません。





【突発性難聴の治療】

ライフスタイルを考慮しながら、数日間の薬の服用で反応を見ます。

治療は、ステロイドやビタミン剤、血流改善薬などの服用です。

服用しても改善が見られない場合や難聴が重度の場合、めまいがある場合、糖尿病などステロイドの治療によって影響がある疾患の方などは入院治療を行います。



似たような病気

・急性低音障害型感音難聴

突発性難聴と同様で、急に発症する病気です。

内耳の障害が主な原因で、聞こえが悪くなる、耳閉感がある病気です。

そのほか、内リンパ水腫とも考えられていますが、過度なストレスや過労、睡眠不足などがきっかけで発症すると考えられています。

・メニエール病

主な症状は、めまいの発作です。

片側の耳の難聴や耳鳴りを伴いながらめまいの発作を起こします。

これらの症状を繰り返しながら、高度な難聴が残ってしまう厄介な疾患です。

稀に、両耳にメニエール病を発症することもあります。

明確な原因がまだ分かりませんが、内耳の内リンパ腫水腫とも考えられていて、過度なストレスや過労、睡眠不足がきっかけとなるとされています。

リンパ液量が増加し過ぎて耳を圧迫し、発作を引き起こします。

普段の生活で予防できることも

急性低音障害型感音難聴とメニエール病は、一度かかると何度も繰り返すことが多いため、発症のきっかけとなる過度なストレスや過労、睡眠不足を極力回避することが大切です。

また、以下の内容に気を付けて日常を過ごすようにしましょう。

  • ・規則正しい生活を維持する。
  • ・質の良い十分な睡眠を取る。
  • ・ストレスを上手に解消する工夫をする。


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代々木の森耳鼻咽喉科



住所:151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-8-3-201

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ユキクリニック耳鼻咽喉科



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この記事を書いた人

齋藤 邦男

『イートラスト株式会社 営業本部課長』
2015年入社。前職のウェディングプランナーの経験を生かしたホスピタリティ精神で営業奮闘中!皆様とのご縁・出会いに感謝しお役に立てるご提案させて頂きます。ラーメン、バスケ、息子達をこよなく愛するアラサーです。

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