【自転車ロードレースの魅力】秋は自転車ロードレースを見よう!

【自転車ロードレースの魅力】秋は自転車ロードレースを見よう!

いよいよ今年も9月に入って、秋が近づいてくる時期。


スポーツの秋、などと言いますが、暑さが和らいでくると、体を動かすだけでなく、屋外スポーツを見るのにも絶好の季節になってきます。


そんな中で今回は、一押しのスポーツ「自転車ロードレース」の大会の中でこれから開催されるイベントをいくつかご紹介します!


別の記事では自転車ロードレースの魅力についてご紹介しましたが、興味をお持ちの方もそうでない方も、気軽に楽しめるイベントから本格的な大会までご紹介していきます!



さいたまクリテリウム

さいたまクリテリウム
出典:ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

自転車レースをまだ一度も見たことが無いという方には2013年から始まったこのイベントをおすすめします。


かの有名な、世界最高峰の大会「ツール・ド・フランス」の名前を公式に冠する自転車ロードレースイベントです。


自転車レースの本場である欧州のシーズンが終わるころに開催されるため、世界的な選手も非常に多く参戦してくれるので、ファンだけでなくこれから推しの選手を見つけるには最高のイベントなのです。


毎年「さいたまスーパーアリーナ」の周辺で行われるこのレースは「クリテリウム」という都心部の周回コースで行われる方式です。


普段皆さんが通っているような場所で見られるだけでなく、周回コースのおかげで選手たちを何回も見ることが出来るのもクリテリウムの良さです!


また、自転車選手たちはファンサービスをすごくやってくれる文化があるので、気になった選手には声をかけるといいかもしれませんね。


お祭り的な側面が強いですが、ゴールが迫ってくるほどレースは白熱していき、最後の足比べ(スプリント)はまさに真剣勝負そのもの。


大会当日には周辺で出店なども沢山出るので、お祭りに行く感覚でトッププロたちの超人的なスピードを体感してみて下さい。


さいたまクリテリウムHP

https://saitama-criterium.jp/


ツールド九州

ツール・ド・九州2023熊本阿蘇ステージ写真
出典:『ツール・ド・九州2023』より

自転車ロードレースに既に興味があって、より本格的なレースを見たいけれど、いきなり現場に行くのは・・・という方にはツールド九州をおすすめします。


こちらは地震や豪雨など災害に見舞われた九州の復興の象徴として魅力あるイベントを作るために、2023年に初めて開催されたレースですが、レースの雰囲気は既に日本でも最高クラスです。


去年と変わらなければ無料での配信があるので、景色を楽しみながら画面越しに応援しましょう!


何と言ってもツールド九州の良さは本格的な「ラインレースのステージレース」であること。


ラインレースとは、周回コースではなく文字通りスタートからゴールまでを一筆書きで辿るようなコース設定のことで、エキシビションを含めた全4日間(4ステージ)で総合タイムを競います。


日本ではマラソン・駅伝といったレースイベント等に比べて自転車レースの普及が遅かったので、交通規制などの運営面でどうしても周回コースが多くなりがちです。


しかし、自転車レースと言えばラインレース。


起伏やロケーションが次々と変わっていく中で選手たちが様々な駆け引きをしていく”ガチ”の勝負が見られます。


もちろん現地に行って見るのも楽しみ方の一つです!


今年のコースは別府や阿蘇といった温泉地をめぐる設定なので、選手たちと一緒に「ロードレースツーリズム」を楽しんでみてはいかがでしょうか。


マイナビ-ツール・ド・九州2024HP

https://www.tourdekyushu.asia/


ジャパンカップ


ジャパンカップサイクルロードレース
出典:ジャパンカップサイクルロードレース

既にクリテリウムを現地で見たり、TVで大きなレースを見たことがあるという方は、現地でガチなレースを楽しみましょう。日本最高峰の戦い、ジャパンカップです。


毎年11月頃に宇都宮で開催されるこのレースは、国際的な格付けでも日本で唯一の『HC(Hors classe、 オークラス)』という非常に高いレーティングが与えられ、世界的なチーム・選手も参加するビッグタイトルです。


宇都宮森林公園内の古賀志林道を周回していくのですが、スピードが出にくい登り部分では沿道に柵を設けていないので、路肩から至近距離で日本最高峰の戦いを見ることができます。


もちろん選手第一なので観戦ルールも守りましょう。


・コーナーの内側には立ってはいけない(最短距離で行こうとする選手とぶつかる危険がある。)

・山から下るエリアは観戦禁止(超高速で下るので避けることもできず大変危険です。)


いくつかあるので、是非現地で観戦される際はマナー・ルールを守って観戦しましょう!


ジャパンカップサイクルロードレースHP

https://www.japancup.gr.jp/


最後に

いかがだったでしょうか。


日本では『弱虫ペダル』などの漫画作品等の影響もあって、以前よりも自転車ロードレースに興味をもたれる方が増えましたが、大会などはまだまだ発展途上。


自転車という馴染みのある乗り物を使ったスポーツだからこそ、プロたちの凄さをより感じられる。


そんな自転車ロードレースの魅力が更に広まっていって、大会がもっと増えてくれることを筆者は願ってます!


サイクル工房愛

◆サイクル工房愛:https://cycle-ai.net/



この記事を書いた人

廣瀬 隆紀

『イートラスト株式会社 総合サポート本部 CSグループ』

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