頭皮トラブルを防ぐために！市販シャンプーで避けたい成分3選

毎日使うシャンプー。

香りや泡立ち、パッケージで選んでしまいがちですが、実は成分によっては頭皮や髪に負担をかけていることもあります。

「種類が多くてどんなシャンプーを選べばいいか分からない」

「成分表なんて特に気にしたことがない」

という方も多いのではないでしょうか。

実は、市販のシャンプーにはできれば避けたい成分が含まれていることがあります。

頭皮トラブルや髪のパサつきの原因になることもあるので、成分表示を少し意識するだけで髪の状態が変わってきます。

ここでは、ドラッグストアなどで購入できる市販シャンプーを選ぶ際に「入っていたら注意したい成分」3つを紹介します。

ラウレス硫酸ナトリウム

一番多く使われている洗浄成分のひとつで、泡立ちが良く汚れ落ちは抜群です。

しかしその分、洗浄力が強すぎるのがこの成分の欠点です。

成分自体に害がある訳ではないですが、必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮の乾燥やかゆみ、フケの原因になることもあります。

また、ヘアカラーをしている方は色落ちが早くなることもあります。

毎日使うと髪がパサつきやすくなるため、敏感肌や乾燥肌の人には特に不向きなので注意してください。

※見かける表記【ラウレス硫酸Na、SLES】などと書かれていたら要チェックです。

シリコーン（ジメチコン、シクロペンタシロキサン など）

シリコーンは髪をコーティングして、「ツヤが出たり」「指通りが良くなる」などの効果で多くのシャンプーに使われている成分です。

一時的にサラサラになりますが、重ねて使ううちに髪や頭皮に残りやすいのが注意点です。

シリコーンが蓄積することにより、ボリュームが出にくくなったり、毛穴詰まりの原因になることもあります。

いつもと違うシャンプーを使った日に、「なんか今日髪の調子がいい」と感じた経験はありませんか？

その理由の一つとして考えられるのが、これまで使っていたシャンプーに含まれるシリコーンが髪や頭皮に蓄積しており、別のシャンプーの異なる洗浄成分によって、そのシリコーンが一時的に洗い流された可能性があります。

シリコーン配合のシャンプーを使う場合は、週に1回ほど「リセット日」を設けて、洗浄力の強いシャンプーでケアするのがおすすめです。

定期的にクレンジングしてあげることで、シリコーンの蓄積を防ぎ、髪本来のツヤや軽さを保つことができます。

シリコーンの有無だけでシャンプーを選ばない！

「さっきと言ってること違うじゃん」と思った方もいらっしゃると思います。

正確には、シリコーン自体はシャンプーに配合されていなくてもトリートメントには配合されていますし、シリコーン以外にも髪表面をコーティングしてしまう成分はたくさんあるので、シリコーンの有無だけが判断基準にはならないということです。

しかし、コーティング成分（シリコーン）の配合量が多いシャンプーは洗浄成分が強い傾向があります。注意してください。

※成分表は配合量が多い順に記載されています。

パラベン（防腐剤）

製品の品質を保つために入れられる防腐剤ですが、肌が弱い人にとっては刺激やアレルギーの原因になることもあります。

「メチルパラベン」「プロピルパラベン」などと書かれていたら、敏感肌の方は注意しましょう。

最近では「パラベンフリー」のシャンプーも多く出ているので、そうした商品を選ぶのがおすすめです。

毎日使うものこそ、成分を確認しましょう

シャンプー選びは「香り」や「広告の印象」だけでなく、成分を見て選ぶことが大切です。

強すぎる洗浄成分（ラウレス硫酸ナトリウム）や過剰配合されているコーティング剤（シリコーン）には特に注意してください。

また、シャンプー後はしっかりと流しましょう。すすぎの甘さも髪や頭皮に悪影響を及ぼします。

個人差や髪質によりますが、「ココイルグルタミン酸Na」や「ラウロイルメチルアラニンNa」などのアミノ酸系の洗浄成分が使用されている商品がおすすめです。

ぜひ自分にあったシャンプーを見つけてみましょう。

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