2023 年 8 月 11 日公開
世界で一番使われている「英語」について

皆さんがご存じの通り、英語は世界で一番使われている言語です。
アメリカやイギリス、オーストラリアなどでは公用語として使用されています。
アジアやアフリカでは第二言語として英語が使用されています。
今回は興味を持っていただくため、歴史などを紹介しながら英語についてお伝え致します。

英語の語源
英語はラテン語を語源にしていると言われています。
ラテン語は古代ローマで話されていた言葉です。
いつから使われていたのかを厳密にさかのぼることはできませんが、書き言葉として広く使われるようになったのは紀元前3世紀です。
ローマ帝国は476年に滅びましたがその後も使われました。
現在でもラテン語が元となった言葉はあります。
代表的なのは午前/午後を指す”am/pm”です。
これらは「ante meridiem / post meridiem」を省略したものです。
英語では「before midday / after midday」を意味するそうです。

地域ごとの英語の違い
北アメリカにはアメリカとカナダが隣接していますが、アメリカ英語とカナダ英語には違いがあります。
アメリカ英語はイギリス英語から派生し、アメリカ独自の進化をしたものですが、カナダ英語はイギリス英語の影響を多く受けていいます。
言い換えると、アメリカ英語とイギリス英語では異なる点が多いということです。
2つの英語の主な違いは
①スペルの違い
・er(米)→ re(英)
単語の語尾のeとrが入れ替わります。
center(米) → centre(英) 意味:中心
letter(米)→ lettre(英) 意味:手紙
・ze(米)→ se(英)
動詞の語尾がアメリカでzeとなるものが、イギリスではzの代わりにsが使われます。
organize(米)→ organise(英) 意味:組織する
recognize(米)→ recognise(英) 意味:認識

②発音上の違い
・rの発音
rはアメリカでは舌を巻いた音になりますが、イギリスでは母音の後にくるrは発音されません。
例えば、carはアメリカでは平たくいえば「カール」のように聞こえますが、イギリスでは「カー」のように聞こえます。
この点で日本人にはイギリス英語の方が発音しやすいといえます。
・tの発音
イギリスではwaterのtはしっかり発音され「ウォーター」となりますが、アメリカではカタカナで書くと「water = ウォーラー」のようにラに近い音に聞こえます。
アメリカで発音されるtは舌を軽く震わせるフラップという音になり、「dを素早く発音したような音」と表現されるように、ネイティブにはどちらかというとdに近い音に聞こえるようです。
・canの発音
アメリカでは「キャン」のように発音されますが、イギリスではシンプルに「カン」と発音されます。
③使われる単語の違い
イギリスとアメリカでは日常的に使われる言葉で異なるものがたくさんあります。
- ・フライドポテト french fries(米): chips(英)
- ・映画館 movie theater(米): cinema(英)
- ・ガス gas(米): petrol(英)
- ・秋 fall(米): autumn(英)
- ・エレベーター elevator(米): lift(英)
- ・休暇 vacation(米): holiday/hols(英)
- ・サッカー soccer(米): football(英)
- ・持ち帰り takeout(米): takeaway(英)
自分で探してみるのも楽しいかもしれません!

まとめ
以上、英語について色々と紹介を致しました。
英語は日常生活でも日本語の中に浸透してきているため接する機会が多いと思います。
英語を学ぶことで海外旅行で現地の人と交流ができます。
また、スペイン語などよく見ると英語と似ているところもあるので、割と簡単にほかの言語を学べるようになります。
是非、英語の世界に踏み込んでみましょう!