スマホゲーム界の「ハイカジ」とは
皆様は「ハイカジ」という言葉をご存じですか?
「ハイカジ」とはハイパーカジュアルの略で、RPG、リズム、パズルなどのようにゲームの種類を分類する際に用いられる言葉です。
そんな「ハイカジ」は時代に適して人気を伸ばしているので、今回は特徴を紹介していきます。
どんなゲームを「ハイカジ」と呼ぶのか
①国籍、性別、年齢、宗教などを問わず遊べるゲーム
例えば、RPGゲームだとある程度の言語能力がないと遊べなかったり、楽しみきれなかったりすることもありますが、「ハイカジ」は遊び方が簡単で、説明書いらずのシンプルなものを指します。
②隙間時間でも遊べる手軽なゲーム
シンプルなゲームということもあり、短時間でもクリアすることができるものを指します。
③PRや収益は広告のみ
スマホを使っていると何かとゲームの広告が出てくることもあるかと思います。
「ハイカジ」のPRはそんな広告のみで、さらに課金という制度もないため、プレイ中に広告が出てくることもありますが、その収益でビジネスモデルとして成り立っています。
「ハイカジ」が人気な理由
これは「ハイカジ」の特徴が時代に求められているものだからと言えます。
時間をかけず簡単に欲しい物や情報が手に入るようになった現代、人々が次に求めているものは時間です。
「タイパ」という言葉もあるように、いかに短い時間で満足できるかが求められているのです。
「ハイカジ」は数十秒~数分でクリアできるものもあり、少しの待ち時間でも遊ぶことができるため、誰でも遊べるシンプルなゲームという特徴と併せて人気が出た理由だと言えます。
その分、飽きられるのも早いのですが、ゲームを制作する側としては複雑な設定が必要ないため、短時間で企画から制作、提供することが可能です。
まとめ
時間に対して敏感になった現代では、「ハイカジ」の考え方はゲームだけでなく様々なところに生かされるかも知れません。