自分に合った色を探す?!パーソナルカラーとは?

服の色、ヘアカラー、メイクなど、この色はしっくりくるけど、この色はちょっと違うかななど、人それぞれ似合う色があると思います。
肌・瞳・髪といった個人が持つ色と同じトーンの色を組み合わせることで、その人の魅力を最大限に引き出せるものをパーソナルカラーと言います!!
そもそも肌の色が人それぞれ違うのは何が理由なのでしょうか。


肌色に影響するものは大きく分けて3つあります。
①メラニン色素
- ・メラニン色素が多いと肌色の明度は低く(黒っぽい肌)なり、少ないと明度が高くピンク色を帯びた肌になる
②皮膚の血流量
- ・毛細血管中の血液循環が悪いと、目の下にクマや瞼の腫れが出やすくなり、顔色が青黒く、または赤黒くなることもある。
- ・加齢や健康不良などで、血流量が低下すると血色が悪くなり、暗い色や、黄味を帯びた色になる

③肌に含まれる水分量
- ・新生児は体重の約80%が水分なので、肌がまぶしく見える
- ・成人は体重のおよそ3分の2が水分
- ・水分が不足すると、肌のハリのないくすんだ感じになる
これらが人それぞれ違うことによって、肌の色が全く同じといった人はいないんです!!
では、パーソナルカラーはどのように見極めたらいいのでしょうか。

パーソナルカラーでは、人の色をブルーベース(青味をより多く感じさせる色、比較的冷たい印象を与える)とイエローベース(黄味をより多く感じさせる色、比較的暖かい印象を与える)の2つに分けています。
パーソナルカラーを知るためには、まずその人が生まれながらに持っている基本的な色が、ブルーベースとイエローベースのどちらなのか判断する必要があります!
そこにさらに明度(明るい色、暗い色)や彩度(鮮やかな色味、落ち着いた色味)、質感などを考慮し、イエローベースは春と秋、ブルーベースは夏と冬に分けることが出来ます。
では、自分でもできる簡単な見分けかたをご紹介します!

イエローベース春(イエベ春)
肌:黄みがかったベージュ、繊細で透明感がある
頬:ピーチ系、サーモン系、オレンジ系で明るく透明感があるウォームパステルピンクの頬をしている人もいる
ブルーベース夏(ブルベ夏)
肌:色白で全体にピンクがかった肌の人が多いが、中にはダークな肌の人もいる、肌に黄味は感じられない
頬:青味を帯びたピンク色や、紫味のあるピンクで、粉っぽい質感をもつ人もいる

イエローベース秋(イエベ秋)
肌:陶器のような肌、赤味の少ないウォームベージュ、オイスターホワイト系の色で、マットな感じがする明るい肌色からやや暗めの肌色まで幅広い
頬:赤味のある頬をした人はほとんどいない
ブルーベース冬(ブルベ冬)
肌:非常に白いが、少しダークな色で、青味がかったベージュの肌の人が多い、褐色が強く感じられる人もいる
頬:バーガンディやローズの色が出る人と、色味を感じられない人がいる

パーソナルカラーはあくまでも「似合う(または似合いづらい)傾向のある色」なので、自分の魅力や個性をアピールするためにも、パーソナルカラーを上手に取り入れつつ、自由にメイクや服装などを楽しむのが1番です!
