2020 年 12 月 27 日公開

意外と知らない焼き鳥の部位!

意外と知らない焼き鳥の部位!

ビールのおともはやっぱり焼き鳥

日本で古くから多くの人々に愛され、今なお日常的に楽しむことができる伝統の味「焼き鳥」。
居酒屋さんでは定番のメニューですが、やはり希少部位が食べられるのは焼き鳥専門店ですね。
珍しい食材をプロの調理技術をもって楽しむことで、食の幅も広がりますよね。



希少部位ってドコ?

お店のメニューを見て知らない名前のメニューを見て店員さんに「これはどこの肉ですか?」と聞いたことはありませんか。
今回はそんなあなたに焼き鳥の希少部位をちょっとだけお教えいたします。

ふりそで

鶏の手羽元と胸肉の間の部位となるが、一羽で少ししかとれない部位で、肉質は胸肉にちかく、しっかりした持ち味があり、ささ身と比べるとモチっと感があります。

こころのこり

心臓と肝臓の付け根(管)のお肉。
ハツ(心臓)の残り物ということで「こころのこり」という名前が付いたとか。
脂が多くこってりしてるが、サクッとした食感で歯触りがよく、とてもジューシーです。





ソリレス

鶏モモの外側にあるコブの部分。
鶏の体の中でも一番動かされる部位なので、鶏肉とは思えない弾力と旨味があります。
1羽から2個しかとれない貴重な部分です。

えんがわ

鶏の胃袋部分、砂肝の「壁の部分」だけを集めて串うちしたもの。
砂肝よりも少し硬めでコリコリとした食感で旨味が特徴。

油つぼ

鶏の尾の付け根にある脂をためこむ部位です。
鶏は羽を水分から守るために油をコーディングするのですが、その油を分泌する部分になります。
ぼんじりの付け根部分になり、ぼんじりよりも歯ごたえ、濃厚さがあります。

さえずり

鶏の気管(気道)の部分。1羽からわずかしかとれない希少部位です。
こりこりと弾力のある食感が特徴で、表面には脂ものっていてその旨味も楽しむことができます。

ちょうちん

鶏の卵になる前の黄身の部分「きんかん」とキンカンが通ってくる輸卵管(ゆらんかん)や卵巣そのものの「ひも」を一緒に串刺しにしたものを呼びます。
キンカンは1羽から数個とれますが、ひもは1羽から1本しかとることが出来なくかなり希少です。
ひも自体の味は淡泊ですが、コリっとした食感があり、キンカンのトロッと濃厚な旨味とひものしっかりとした食感がとても合います。



まだまだ希少部位はありますがこれであなたも焼き鳥通!

見かけたら是非食べてみてくださいね!


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この記事を書いた人

細谷 夏樹

『イートラスト株式会社 取締役 / サポート本部長』
デザイナーとして入社し今はディレクション業務に従事する。

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