2024 年 4 月 22 日公開

意外と知らない、じゃがいものあれこれ!

意外と知らない、じゃがいものあれこれ!

人生でほとんどの方が一度は口にしたことがあるであろう「じゃがいも」。


様々な料理に使用されたり、加工されており、野菜が苦手な私でも食べられるほど、子供から大人まで親しまれている食材です。


そんなじゃがいもですが、普段何気なく食べていませんか?


私は食べていましたが、名前の由来や栄養価など知らない事が多い様に感じました。


この記事では、じゃがいもについての豆知識をご紹介いたします。



じゃがいもの由来


まずはじゃがいもの由来をご紹介いたします。


じゃがいもは、日本に慶長年間(1596〜1614年)に、オランダ人によって伝わりました。


名前の由来は、オランダ人が東洋貿易の根拠地としていたジャワ島のジャカトラ(ジャカルタ)から来たことから「じゃがたらいも」となり、これが後につまって「じゃがいも」となったと言われています。


日本各地ではいろいろな呼び方があるらしく、北海道では、馬鈴薯(ばれいしょ)とも呼ばれています。


これは馬に付ける鈴に形が似ていることから付いた名前です。


他にも、ゴショイモとも呼ばれていて、一株から五升も芋がとれるとの意味みたいです。

芽がてても食べられる?!


ここからは、じゃがいもの豆知識をご紹介していきます。


じゃがいもの保存は日光に当たらない涼しい場所で、紙袋か新聞紙などに包んで保管することが最適です。


日が当たったり、保存してから時間が経過してしまった場合は芽がでてしまうことがあります。


緑色になった箇所や、芽の部分には天然毒素が含まれており食中毒を引き起こすこともあるので注意が必要です。


しかし、対象の箇所を根元からしっかりとり除くことによって食べる事ができるので、芽が出てしまったからと言って捨てるのは勿体無いです。


常温保存でも最大2〜3ヵ月は保存できるので、調理前であれば長持ちする食材です。

ポテトサラダを美味しく作る方法


次は、調理方法に関する知識をご紹介していきます。


じゃがいもを使用した料理としてあげられる、ポテトサラダ。


作業の順番を変えるだけで、さらに美味しくすることができます。


じゃがいもには熱いうちは味を吸収しやすく、油分を吸収しにくいという特性があります。


この特性から、熱いじゃがいもにマヨネーズを加えてしまうと口当たりが悪くなってしまう原因になります。


下味は熱いうちに加えて、マヨネーズはじゃがいもが冷めてから加えると、普段のポテトサラダがより美味しく作れます。

ポテトチップスの発祥


続いては、じゃがいもを使った大人気お菓子、ポテトチップスの発祥についてご紹介いたします。


発祥は1853年のアメリカ・ニューヨーク州のムーン・レイク・ハウスホテルだと言われています。


誕生のきっかけは、ホテルのレストランで「フレンチフライ(ポテトフライ)」が厚すぎるというクレームがあり、客は何度も作り直しをさせました。


うんざりした当時のシェフは、フォークで刺せないような薄切りにしてカリカリに揚げ、客を困らせることを考えました。


しかし、予想を裏切って、この客はこの料理を気に入りました。


料理はすぐに、「サラトガ・チップス」という名でレストランのメニューや料理の付け合わせとして登場し、ごく一般的なものになりました。


諸説ありますが、これが現在のポテトチップスの始まりだとしたら面白いですね。

じゃがいもの栄養価


最後に、じゃがいもの栄養についてご紹介いたします。


じゃがいもといえば、デンプン(炭水化物)を思い浮かべる方も多いかと思いますが、ビタミンCがリンゴの4倍以上もあります。


しかも、じゃがいもに含まれているビタミンCはデンプンに包まれている為、加熱しても壊れにくいと言われています。


さらにじゃがいもにはカリウムも多く含まれております。


カリウムは塩分の排出を促し、むくみの解消に役立ちます。


他の食材にも含まれている成分ですが、じゃがいもは様々な調理方法がある為、効率よく、おいしく摂取することができるのでおすすめです。

最後に


いかがでしたでしょうか。


じゃがいもに関する豆知識をご紹介していきましたが、身近な食材でありながら初めて知ることが多く驚きました。


旬の時期はありますが、一年中様々な調理方法で楽しめて栄養価も高い最強食材ですね。


今回はご紹介しきれませんでしたが、品種によっても味やオススメの調理方法などの違いがあるみたいです。


気になった方はぜひ、手に取って味わってみてください!


b-riseではこれからも様々な情報を発信していく予定ですので、これからもぜひチェックをお願いいたします。


最後までご覧頂き、ありがとうございました!





◆ソウルフードインディア:https://soulfoodindia.com/

この記事を書いた人

鈴木 養範

『イートラスト株式会社 CSグループ』

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