2023 年 5 月 25 日公開
種類が様々な「塩」の種類!大きく分けると2種類?

普段から何かと口にしている「塩」ですが、種類は様々です。
食塩や岩塩は聞き馴染みのあるものかと思いますが、今回は「塩」の種類について紹介します。
大きく分けると2種類しかないので、覚えて生活に活かしてみてください!


天然塩(自然塩)
海水や湖水を原料としてつくられます。
後に紹介する「精製塩」以外の塩、加工や添加などがされていない塩を指すとも言われますが、明確な定義はありません。
天日塩や岩塩はここに分類され、国産から輸入品まで様々なものが販売されています。
太陽や風の力で海水を蒸発させる「天日」や、煮詰めて濃縮して結晶化させる「平釜」という製法でつくられます。
地中からのミネラルや有機物が入っているため、色は様々で、旨みやコク、甘味が感じられるのが特徴で、料理の味付けに幅を出すことができます。
生産の手間がかかるため、価格は高めです。

精製塩
海水を電気分解してつくられます。
食塩や食卓塩、(さらに細かく分けると「最製加工塩」と呼ばれますが)おなじみの伯方の塩もここに分類されます。
専門的な内容になるので詳細は省きますが、塩素を取り出す「イオン膜法」や、塩の結晶をつくりだす「立釜」という製法でつくられます。
天然塩(自然塩)と比較して塩化ナトリウムを多く含んでいるため、しょっぱいと感じるのが特徴で、多くの人が普段からよく口にしているシンプルな味わいのものです。
製造方法が簡単なため、大量生産が可能で価格は低めです。


お塩とお酒を楽しめるお店をご紹介
Cafe&Salt Bar TJ
船橋市にある「Cafe&Salt Bar TJ」では、30種類以上の塩の中から、お好みのものを選んで調理してもらうことができます。
店主さんからおすすめを提案してもらうこともできるので、様々な塩の味わいを楽しんでみてください!
