スギやヒノキだけじゃない?!アレルギー症状を引き起こす主な花粉
鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどさまざまな症状が現れる花粉症。
実はそのピークは春だけではありません!
よく耳にするスギやヒノキなどの木本だけでなく、草花の花粉もアレルギー症状を引き起こすため一年を通して花粉症に悩まされる可能性があるのです。
そこで今回は、アレルギー症状を引き起こす原因となる主な花粉をご紹介します。
花粉症の原因になる主な花粉
木本類
●ハンノキ属(カバノキ科)
ハンノキ属(カバノキ科)花粉の飛散時期は1〜6月と長めです。
●スギ
スギ花粉の飛散時期は1〜5月ですが、その中でも3月頃にピークを迎えます。
●ヒノキ
ヒノキ花粉の飛散時期は2〜6月頃ですが、ピークは3〜4月頃です。
スギ花粉よりやや遅れて飛散が始まります。
草花類
●イネ科
イネ科花粉の飛散時期は3〜10月と半年以上も飛散します。
5月頃に少し飛散量が多くなります。
●ブタクサ属(キク科)
ブタクサ属(キク科)花粉の飛散時期は比較的短めな8〜10月です。
9月前後、1ヶ月半程度は飛散量が増えます。
●ヨモギ属(キク科)
ヨモギ属(キク科)花粉の飛散時期も8〜10月ですが、ブタクサ属よりもやや短い傾向があります。
また、ブタクサ属とは異なり飛散量の変化はあまりありません。
●カナムグラ(アサ科)
カナムグラ(アサ科)花粉の飛散時期も8〜10月ですが、こちらはブタクサ属よりもやや長い傾向があります。9〜10月にかけて少し飛散量が多くなります。
花粉症は春だけじゃない!
アレルギー症状を引き起こす花粉は一年中飛散しています。
風邪をひいたかも?と思っていたら、実は花粉症だった!なんてこともあるかもしれません。
耳鼻科などでアレルギー検査をすると、どの花粉にアレルギーがあるのかということだけでなく、症状の程度なども確認することができるので気になる方はぜひ受診してみてはいかがでしょうか?