株(株式)の仕組みとは一体どんなもの?
皆さんは「株」と聞くとどんなイメージをお持ちですか?
昨今は資産形成ブームもあり、株(株式)という言葉はかなり浸透しており、売買などの投資をしている方も増えています。
今回は、そんな株(株式)の仕組みについて紹介します。
株(株式)とは
そもそもは、会社が事業を運営するために必要な資金を集めるためのものです。
会社が株式を発行して購入してもらうことで、資金を集めていきます。
会社として多くの方に購入してもらいたい場合は、一般に流通させるために、証券取引所に株式を公開して、目に留まるようにします。
これが「上場(じょうじょう)」です。
上場している会社には、トヨタ自動車や日清食品など、有名企業が多数あります。
株(株式)を購入するとどうなる?
株(株式)を購入して持っている間は、以下の権利が得られます。
1.会社の方針を決める株主総会に出席し、決議に参加する権利
2.配当と呼ばれる、お金や商品を受け取る権利
3.会社が解散した場合、残った資産の分配を受け取る権利
会社としては株主(株を持っている人)は出資してくれている人なので、意見をないがしろにできない上に、継続して出資してもらえるよう、配当を用意します。
例えば、オンライン決済で有名なPayPay(ペイペイ)は、スマートフォンなどで有名なソフトバンクのグループに入っていますが、ソフトバンクの株主は配当でPayPayのポイントがもらえるという特典もあります。
株式投資と価格の仕組み
株(株式)には定価がないため、買いたい人が多ければ価格は上がり、売りたい人が多ければ価格は下がるという需要と供給の関係で価格が決まります。
価格の上下の原因は、業績の良しあしや新商品の販売、配当の変更、不祥事のニュースなどさまざまです。
これらを基にして、株(株式)の売買などを判断することで、リスクとリターンのある投資の観点が生まれます。
外国の株式も同じような仕組みで、外国の証券取引所で売買が可能です。
より幅広く投資をしたい方は、種類や国の情勢を見ながら取り組んでもおもしろいのではないでしょうか。