2024 年 2 月 3 日公開

スプラウト栽培してみよう!

スプラウト栽培してみよう!

栄養価の高さから、最近注目を集めているスプラウト。


そんなスプラウトを、自分で育てて収穫してみませんか?


スプラウト栽培はカップ野菜とも呼ばれていて、土や特別な道具なども必要ありません。


難しい作業も手間もかからずに、手軽に始めることができるんですよ!


「野菜作りに興味はあるけれど、場所も時間も少なくて…」という方にはスプラウト栽培をオススメします!




スプラウト栽培とは?

・どんな栽培方法なの?

スプラウトとは新芽を意味する言葉です。


スプラウト栽培は、豆類・野菜・ハーブなどの種を人為的に発芽させその新芽と茎を食用にする、水耕栽培の一種です。

・スプラウトの種類

スプラウトの種類には、もやし系とカイワレ系があります。


もやし系は、もやし・豆苗・アルファルファ・枝豆もやしなど、頭に種をつけたまま伸びるもの。


カイワレ系は、ブロッコリー・ラディッシュ・バジル・レッドキャベツ・蕎麦・ケール・春菊・エゴマなど、種から芽が伸びるものです。


最近では、手軽さと栄養価の高さが注目を集めていて、いろいろな種類のスプラウト専用種が販売されています。


ちなみに僕はカイワレ系が好きです!



プラウト栽培の魅力

・育てる楽しさ

撒いた種から根が出て、日々ぐんぐん芽が伸びていく様子を観察するのは、なんだかとてもウキウキします。


湿度管理に注意してさえいれば、しっかり育ってくれるスプラウトに愛着さえ感じます。


5~6センチほど伸びたら、遮光のための箱をとって、カップを日光のあたる窓辺に移動させましょう。


光を浴びて緑が濃くなっていく姿を見るのも楽しいですよ。


カラフルな柄のマグカップやガラスのタンブラーなどで育てれば、日光にあてている間、ちょっとしたグリーンインテリアにもなります。

・とても手軽で手間もかからない

とにかく手軽です。


専用の種があれば、あとは家にあるマグカップやヨーグルトの空き容器などで育てられます。


特別な技術は必要ありません。


湿度管理と遮光さえきちんとできれば、すくすく育ってくれます。


霧吹きで湿度を与えるのも1日に1回だけ。


夏場は乾燥が早いのでマメに様子を見る必要がありますが、「乾いたら霧を吹く」が基本です。

・収穫しておいしく活用

複数のカップで数日おきに種蒔きしておきましょう。


収穫までの期間が短いので、料理に彩り野菜が欲しいときにさっと使えて便利です。


新芽は成長が盛んなときなので、栄養価は野菜よりも多いのです。


ほとんどの種類のスプラウトに、βカロテンや葉酸、ビタミンCやビタミンEなどの各種ビタミン類、繊維質、カリウムなどが豊富に含まれています。


栄養も手軽に摂れるのはうれしいですね!



スプラウト栽培のはじめ方

・必要なものや費用は?

スプラウト栽培に必要な道具は、専用種とカップ、脱脂綿、空き箱、霧吹き、キッチンバサミです。


専用種はインターネットで販売されているので、わざわざ専門店まで出向く必要もありません。


200~300円ほど。お徳用でも500円程度で購入できます。


霧吹きは100円ショップで購入できますし、脱脂綿もドラッグストアなどで300~500円くらいで購入できて、かなり長く使えます。


遮光のための空き箱は、お菓子の箱や紙袋で充分です。


専用種以外は、家にある物で代用できるので、お財布にやさしいですね!

・種を撒きましょう

まず、カップを煮沸消毒して乾燥させます。


底のサイズに合わせてカットした脱脂綿を敷き、霧吹きで少し湿らせます。


これで準備完了です。


湿らせた脱脂綿の上にスプーンなどを使って、重ならないように種を撒きます。


種が飛ばないように注意しながら霧吹きで種をぬらしたら、空き箱を被せて光があたるのを防ぎます。


あとは発芽するのを待つばかり。


脱脂綿が乾いてきたら霧吹きで水を与えます。


ただし、湿度の与えすぎはカビの原因になるので注意してください。


全体の2/3ほどが5~6センチに成長したら日光にあててください。


その翌日か翌々日が食べごろです。



食生活の力強い味方!

収穫したら早速料理に使いましょう。


サラダに加えたり、うす切りパンにハムなどと一緒に挟んだり海苔で巻いたりと、生で食べるのが一般的です。


うどんやラーメンのトッピングにもなりますし、卵とじや炒めものにプラスしたりもできます。


アツアツのお味噌汁やスープにぽんと入れるだけでも栄養バランスが良くなります。


忙しい人の食生活の力強い味方になってくれますよ!





◆株式会社猪之鼻園:https://inohanaen.com/

この記事を書いた人

近藤 誠

『イートラスト株式会社 営業本部 / CRMグループ 主任』

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