2022 年 5 月 11 日公開
部屋干し臭とおさらば!~梅雨もへっちゃら!おススメの干し方~

梅雨の時期や寒い冬は、洗濯物を部屋干しする機会が増えるもの…
乾きにくく、においが気になりやすい部屋干しにいいイメージをお持ちでない方も多いのではないでしょうか。
しかし、部屋干しには「天気に左右されず洗濯できる」「変色を防げる」「花粉やほこりがつかない」といったメリットもあります!
不快な思いをせずに部屋干しをするにはどうすれば良いのでしょうか。
部屋干しをする際のポイントとコツをご紹介します!

洗濯物の臭いの原因は?
部屋干し臭の原因は洗濯で落ちなかった皮脂やアカ、繁殖した雑菌(モラクセラ菌)です。
外干しよりも部屋干しが臭いやすいのは、外干しより乾きにくく雑菌の繁殖に必要とされる水分が洗濯物に長く残っているからと考えられます。
また日光(紫外線)による殺菌効果が期待できない、洗濯槽にカビが発生していることなども部屋干し臭の原因としてあげられます。
モラクセラ菌は水分がある場所で繁殖します。
その「水分」をコントールすること、つまり「早く乾かしてあげること」で、雑菌の増殖を抑えることができます。

洗濯物を早く乾かすポイント3選
洗濯物を乾かすためには「気温」「湿度」「風通し」の3つの要素が大きく関係しています。
部屋干しの際は特に「湿度」と「風通し」を意識しましょう!
■干す場所を工夫する
換気扇が回っている浴室や空気の流れが起こりやすい、天井近くの高いところや部屋の真ん中がオススメです。
■間隔をあけて干す
厚手の服と薄手の服を交互にかけたり、洗濯物同士がくっつかないよう、間隔を10cm程度開けて干すことで空気の通りがよくなって乾きやすくなります。
■家電をうまく活用する
扇風機やサーキュレーターで風を当てることで水分が蒸発しやすくなるため、早く乾きやすくなります。
また、除湿機やエアコンを使って湿度を下げるのも有効です。

まとめ
部屋干しをすると衣類が臭うのは、衣類に水分が残る時間が長く、雑菌が繁殖しやすくなっているためです。
しかし、工夫次第で臭いを抑え、早く乾かすことが可能です。
また、干し方以外にも、洗濯槽の洗浄や部屋干し専用洗剤を使うことも臭い対策に効果的です。
晴れる日を待って洗濯物をためてしまうのはかえって衣類に臭いをつける原因にもなるため、部屋干しのコツをつかんでこまめに洗濯しましょう!