2022 年 10 月 28 日公開
パトカーに「白鳥」のロゴ?珍しいロゴ入りパトカーを調べてみた!

日本のパトカーといえば、白と黒のツートンカラー。
日本国内でそのデザインは統一されていて、誰が見ても「パトカーだ!」とわかるデザインになっています。
しかし中には、さりげないロゴや、「〇〇県警」の表記の仕方を変えて個性を発揮している警察もあります。
今回この記事では、珍しいロゴ入りのパトカーを紹介していこうと思います!
一般的な例「大阪府警」

ロゴなしのデザインです。
一般的には「〇〇県警/府警」の文字の下に、「 POLICE」の文字が書いてあります。
「POLICE」表記はもともと沖縄県警と愛知県警で採用されており、2000年初期に警視庁の車両に導入されて以降、徐々に全国に広がっていきました。
自治体によって導入年が違うので、場所によっては「POLICE」表記がないパトカーもあります。
旭日章×「警視庁」

2007年に導入された警視庁の旭日章ロゴ。
今では警視庁管内のほとんどのパトカーに導入されていて、一目で警視庁のパトカーだと分かります。
アルビレックス新潟×「新潟県警」

新潟県警には、県のサッカーチームでもあるアルビレックス新潟のコラボ企画のステッカーを貼っているパトカーがいます。
後からつけているものなので、導入台数は少ないと思います。
KP×「神奈川県警」

神奈川県警のパトカーには2010年以降の「POLICE」表記導入以降に、神奈川県警のシンボルマークがついている車両があります。
このマークは、県の鳥であるかもめと神奈川のK、警察(POLICE)のPからデザインされています。
初の2色表記「高知県警」
高知県警では従来、パトカーの「高知県警察」の字体は統一されていませんでした。
2021年1月にそれを統一すべく導入された新ロゴとエンブレムは、全国初の試みがいくつかあります。
まずは「高知県警察」の文字の「察」の一画目に当たる部分に、赤色が使用されました。
これはパトカーの赤色灯をイメージしたものです。
加えて、新エンブレムは3種類あり、県警のオリジナルキャラクターなどが描かれています。
配属の管区によって使い分けられるそうです。
白鳥?×「青森県警」

青森県警のパトカーには県の鳥であるハクチョウのロゴが描かれています。
しかもこのロゴは、警視庁の旭日章デザイン導入のはるか昔、1975年より採用されています。
2000年までは全国で唯一のロゴのついたパトカーだったわけです。
ということで今回はパトカーのロゴを紹介してみました。
アメリカなどでは、州によってロゴやデザインが違いますが、全国で統一された日本のパトカーでも
ちょっとしたところで差別化を図る自治体もあり、知らべてみると面白いですね。
みなさんも"ご当地パトカー"を見た際には記念撮影してみては?
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 テクニカルチーム』
青森県出身。8年間、小売業界に従事しつつ趣味でライターとして活動。大手サイト(Yahoo!、朝日新聞社)の記事投稿やTokyoFMのラジオ出演の経験も。2022年にイートラストに入社。好きなものは家電、インディーズ音楽、動画編集。