梅雨はなぜ「梅」に雨と書くのか?
最近かなり暑くなってきて汗ばむ気候が続いてますよね。
6月に入りもうすぐ梅雨の時期に入ります。
私は雨が苦手なので憂鬱な季節でもありますが、そもそも梅雨はなぜ「梅」に「雨」と書くのでしょうか。
今回はそんな熟語の成り立ちと梅雨の対策についてまとめていきます。
梅雨とは
梅雨とは、5月から7月頃にかけての雨の多い時期のことです。
日本はもともと湿度が高い日が多い国ですが、この時期は特に気温が上がり、空気中に含むことができる水分量が増えるため、非常に湿った状態になります。
梅雨の名称には、中国の長江下流域で梅の実が熟す頃に降る雨から来ているという説や、「露けし」という古語から来ているという説があります。
梅雨の時期は、木の葉や植物に水が滴り、多くの露がついた風景が見られることから、この「露にぬれて湿っぽい」という景色が、梅雨の名称の由来にもなっているのかもしれません。
梅雨の問題点
梅雨の時期は湿気が高まるため、下記のような様々な問題が発生しやすくなります。
- ・結露の発生
- ・カビの発生
- ・家電製品の故障
- ・洗濯物の乾きが悪い
- ・部屋の中がジメジメする
このような問題に対して、適切な対策を行う必要があります。
梅雨時期の対策は?
ー換気の徹底ー
梅雨の時期は窓やドアを開けて換気を行うことが大切です。換気することで、部屋の中の湿気を外に逃がすことができます。
特に、キッチンやバスルームなど、水回りの部屋は湿気が溜まりやすいため、こまめな換気が必要です。
ー除湿機の活用ー
除湿機は梅雨の時期に非常に有効な家電です。
除湿機は空気中の水分を取り除いて、部屋の湿度を下げることができます。
コンプレッサー式やデシカント式など、さまざまな除湿機が販売されているので用途に合わせて選ぶことが大切です。
ー除湿剤の活用ー
除湿剤は梅雨の時期に部屋の湿気対策に役立ちます。
除湿剤は水分を吸収して湿気を取り除くことができるので、クローゼットやタンス、本棚などの湿気の溜まりやすい場所に設置するのがおすすめです。
ー洗濯物の適切な干し方ー
梅雨の時期は洗濯物が乾きにくくなります。
そのため、洗濯物を部屋干しする場合は洗濯物を適切に広げて干すことが大切です。
ー結露対策ー
梅雨の時期は、窓ガラスなどに結露が発生しやすくなります。
結露を防ぐには、窓ガラスの表面に結露が発生する前に、こまめに拭き取ることが重要です。
また結露が発生した場合は、すぐに拭き取ることでカビの発生を防ぐことができます。
ー家電製品の対策ー
梅雨の時期は、家電製品の故障リスクも高まります。
そのため家電製品の周りに除湿剤を置いたり、こまめに拭き取りを行ったりするなど湿気対策を行うことが大切です。
これらの対策を組み合わせることで、より効果的に梅雨の湿気対策を行うことができます。
まとめ
梅雨の時期は、カビの発生や高湿度による不快感などの問題がでてきます。
その対策として、換気の徹底、除湿機の活用、除湿剤の活用、洗濯物の適切な干し方、結露対策、家電製品の対策など、さまざまな対策を組み合わせることが重要です。
これらの対策を行うことで、梅雨の時期でも快適に過ごすことができるでしょう。