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2021.11.11

今年で第100回を迎える冬の風物詩「全国高校サッカー選手権大会」とは?

今年で第100回を迎える冬の風物詩「全国高校サッカー選手権大会」とは?

年末年始の風物詩「全国高校サッカー選手権大会」今年で100回を迎える歴史ある年末年始のイベントをご存じですか?


なんとなくお正月にTVをつけていると高校生がサッカーしているのがそれです。


今回は「全国高校サッカー選手権大会」の歴史や概要などご紹介していきたいと思います。





全国高校サッカー選手権とは?

全国高校サッカー選手権とは高校男子サッカー部の頂点を決める大会です。


各都道府県代表48校(東京都は2校)による、トーナメント方式で行われ、優勝校を決めます。



いつから開催されてる?

全国高等学校サッカー選手権大会の第1回大会は1917年に行われました。

この際の大会名は「日本フットボール優勝大会」という名前でした。

日本フットボール優勝大会は全国大会ではなく、関西のみの参加だったようで、優勝は第1回から7回までを兵庫県の「御影師範学校」が独占しています。


関東や関西、広島など日本の各地で1910年代初頭から個別に小規模の学生サッカーの試合が行われていて、1917年5月に東京で開催された第3回極東選手権競技大会(極東選手権競技大会サッカー競技)は、国内の各サッカーチームにとって大きな刺激となり、各地でサッカー大会が開かれるようになっていたとされています。



第9回大会からは全国で地区予選が開催されるようになり、関西以外からの参加が始まって全国大会の体裁を整えた。
この年も優勝は御影師範でしたが準優勝校には関西以外の「広島一中」の名前が登場しました。


全国大会になり規模も大きくなると他の各地域の大会は徐々になくなり、大会の1本化が図られたが戦争による中止を余儀なくされます。再開は1947年第26回大会からでした。


戦後1回目の大会が1947年第26回大会となり全国から16チームが集まり「広島高師付中」が優勝しています。



この頃から関東勢が実力を発揮し始める。特に埼玉県の浦和市の台頭が凄まじく、

  • ・1951年に浦和高等学校が初優勝を果たすと1954年、55年と2連覇を達成
  • ・1956年には浦和西高等学校が初優勝を飾る
  • ・1959年60年には浦和市立高校が初優勝から連覇を達成
  • ・1969年浦和南高等学校が初優勝

このように浦和市のチームが高校サッカー界を席巻した。

そんな中1966年にはインターハイにサッカーが加えられ、高校サッカーの全国大会は国民体育大会の高校の部と合わせて3大会となりました。


浦和勢に少し遅れて1962年には静岡県の藤枝東高等学校が初優勝を果たした。


藤枝東高は1962年に続き1963年、1966年、1970年と短期間に4回の優勝を飾り1時代を築くとともに、静岡県サッカー王国の先駆けとなりました。

この後1970年代~1980年代にかけて清水東高等学校、静岡工業高等学校、静岡学園高等学校などが決勝戦に進出、1982年清水東高等学校、1985年市立清水商業高等学校、1986年東海大学第一高等学校と次々と初優勝を果たしました。



関西から関東へ~"冬の国立"の歴史がスタート

1976年に会場が関西から首都圏に移され、国立霞ヶ丘陸上競技場を中心に開催され、決勝戦は浦和勢対静岡勢で争われ、浦和南高校が静岡学園高校を5対4で下し、3回目の優勝を連覇で飾りました。


この浦和勢と静岡勢に割って入ったのが東京都の帝京高校です。


帝京高校は1974年に初優勝を挙げると1984年までに5回の優勝を挙げ、1991年と合わせて戦後では最多タイを誇る6回の優勝に輝いています。


帝京高校全盛期の1983年からは、出場校が各都道府県1校(東京は2校)となり48チームで争われる現行方式に変更されました。
この年の決勝戦は帝京高校と清水東高校の東京対静岡の戦いとなり1対0で帝京高校が勝ってます。


1980年代後半になるとJリーグ設立に向けての動きが活発となり、1991年にJリーグが設立されます。


現在ではJリーグの下部組織のユースチームからプロサッカー選手への道筋が多くなってきましたが、この当時の大半のJリーガーは全国高校サッカーの活躍によりプロサッカー選手の道へと進んでいきました。



そんなJリーグ開幕へ日本サッカー界が変化し始めている1987年に長崎県の国見高校が初優勝を果たします。
国見高校は、その後も1990年代から2000年代前半にかけて計6回の優勝を果たし、多くのJリーガーを生み出しました。


1990年代は国見高校・帝京高校に千葉県・福岡県を加え高校サッカーは群雄割拠の様相を強めます。


近年は東北・甲信越など雪国でサッカーは弱いとされていた地域の青森県代表の青森山田高校、岩手県代表の盛岡商業高校、石川県代表の星稜高校、富山県代表の富山第一高校などの優勝校が出てきています。

第100回記念大会の今年はどこが優勝するのか?

今年度の全国高校サッカー選手権大会は記念すべき第100回大会です。


また、新国立競技場での試合も開幕戦・準決勝・決勝と使用される予定の大会になっています。


各都道府県でも夢の舞台に立つべく、熱戦が繰り広げられています。



各都道府県の代表チーム(11/11現在)

  • 北海道:北海高校(2年ぶり11回目)
  • 青森県:青森山田高校(25年連続27回目)
  • 岩手県:専修大学北上高校(2年ぶり2回目)
  • 秋田県:秋田商業高校(2年ぶり46回目)
  • 山形県:羽黒高校(3年ぶり8回目)
  • 宮城県:仙台育英高校(5年連続36回目)
  • 福島県:尚志高校(2年ぶり12回目)
  • 茨城県:12月5日(日)決勝戦予定
  • 群馬県:11月23日(火・祝)決勝戦予定
  • 栃木県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 埼玉県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 千葉県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 東京都A:11月13日(土)決勝戦予定
  • 東京都B:11月13日(土)決勝戦予定
  • 神奈川県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 山梨県:山梨学院高校(2年連続8回目)
  • 新潟県:帝京長岡高校(4年連続9回目)
  • 富山県:富山第一高校(7年連続32回目)
  • 長野県:市立長野高校(初出場)
  • 石川県:星稜高校(2年連続30回目)
  • 福井県:丸岡高校(4年連続32回目)
  • 静岡県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 愛知県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 岐阜県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 三重県:三重高校(4年ぶり2回目)
  • 滋賀県:決勝戦日程は非公開
  • 京都府:11月13日(土)決勝戦予定
  • 奈良県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 和歌山県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 大阪府:11月13日(土)決勝戦予定
  • 兵庫県:滝川第二高校(4年ぶり21回目)
  • 鳥取県:米子北高校(12年連続17回目)
  • 島根県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 広島県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 山口県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 岡山県:岡山学芸館高校(2年ぶり4回目)
  • 香川県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 愛媛県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 徳島県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 高知県:高知高校(2年ぶり17回目)
  • 福岡県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 佐賀県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 大分県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 宮崎県:宮崎日大高校(2年連続2回目)
  • 熊本県:11月13日(土)決勝戦予定
  • 長崎県:11月14日(日)決勝戦予定
  • 鹿児島県:神村学園高校(5年連続9回目)
  • 沖縄県:11月13日(土)決勝戦予定

組み合わせ抽選会は11月15日(月)に予定され
12月28日(火)に開幕、2022年1月10日(月・成人の日)に決勝戦が国立競技場で行われる予定です。



第100回全国高校サッカー選手権大会の応援歌は
森山直太朗さん作詞作曲で、女優の上白石萌音さんが歌う「懐かしい未来」に決定!

また、応援リーダーには林大地選手・前田大然選手・ 旗手怜央選手・上田綺世選手と過去大会に出場し東京オリンピックの日本代表選手の4名が就任。

応援マネージャーには茅島みずきさんに決定しました。


第100回全国高校サッカー選手権大会公式ホームぺージはこちらから>>>



この記事を書いた人

矢部 峻一

『イートラスト株式会社 テクニカルチームリーダー/B-rise運営事務局員』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。

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