2023 年 7 月 27 日公開

コレステロールを下げる食べ物3選

コレステロールを下げる食べ物3選

健康診断などでコレステロールの値が高いと診断されてしまった。


最近、食生活の乱れを気にしているという方は少なくないと思います。


コレステロール値が高いと、脳梗塞や心筋梗塞などの病気に陥る可能性が高くなってしまいます。


気にはしているがついつい食べ過ぎてしまう。


運動をする時間や気力がない。


食べるとコレステロールの値が上がりやすいとされている、揚げ物や魚卵、お菓子などを控えてはいるが中々結果に繋がらないなど様々な問題があります。


今回はそんな問題を食べるだけで、解決できる可能性を持っている食品を3つご紹介いたします。






①亜麻仁油



聞き馴染みが無い食品かと思いますが、亜麻の種子から抽出される油です。


オメガ3脂肪酸の中のα-リノレン酸というコレステロールを下げる脂が含まれており近年注目されている食品です。


最近の研究では1日1回10gの亜麻仁油を摂取したところ4週間後には初期の値から25.8%コレステロールが下がったという結果もでています。


食べ方としては、亜麻仁油は酸化しやすいという欠点があるため加熱をせずサラダなどにかけて摂取するのがおすすめです。


②大豆



大豆に含まれているイソフラボンという成分が、総コレステロールや悪玉コレステロールの値を下げる効果があるとされています。


ある研究では大豆の油が添加された牛ひき肉を食べた被験者と通常の牛ひき肉を食べた被験者の食後のコレステロール値を調べたところ、大豆の油を含んだ牛ひき肉を食べた被験者の悪玉コレステロールが9.3%低下し総コレステロールは14.9%下がったという結果がでています。


なにより大豆は、豆腐や納豆、豆乳など様々な食品に使われており摂取しやすいのでとてもおすすめです。


③ナッツ



ナッツ(特にクルミ)には先程もご紹介したオメガ3脂肪酸が含まれておりコレステロールの値を下げる効果があると期待されています。


男女583人を対象にナッツ類を1日67g食べる人と食べない人で研究を行ったところ、ナッツを摂取している人の方が総コレステロールの値が平均5.1%低く、悪玉コレステロールの値も7.4%低かった。


さらに、悪玉コレステロールの8.3%が善玉コレステロールに変化しており、善玉と悪玉の比率のバランスが良くなったという研究結果がでています。


手軽に摂取でき、噛む回数も多いので満腹感も得られやすいのでおすすめです。


しかし、ナッツ類はカロリーが高いというデメリットもあるので一日65g程度を目安に摂取するようにしていきましょう。


最後に

今回は魚など一般的にコレステロールを下げるとされている食品の中でも、特に手軽に摂取しやすい食品を紹介させていただきました。


食べたい物を我慢するだけではなく、食べて健康になる食品もあるので、今後の研究結果などの情報に期待しながら、少しでも楽をして健康を目指しましょう!





◆株式会社エムズ・ボディー:https://mz-body.co.jp/

この記事を書いた人

鈴木 養範

『イートラスト株式会社 CSグループ』

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