最近流行りのヒューマンビートボックス、どこまで知ってますか?

近年メディアにも多く取り上げられているヒューマンビートボックスですが、
今回はその魅力についてご紹介します。
ヒューマンビートボックスとは?
ヒューマンビートボックスとは、楽器は使わずに口から出る音だけで音楽を演奏する技法・音楽ジャンルのことを指します。
ドラムやベース、パーカッションの音だけでなく、シンセサイザーによる電子音や、ライブやクラブでの演出における音なども口や鼻からの声、息などによって再現します。

ヒューマンビートボックスのプレイヤーのことをヒューマンビートボクサー、ビートボクサーと呼びます。
また、一般的な楽器は演奏方法を習得するとある程度同じ音が出せるようになるものですが、ビートボクサーは個々の人間で体の構造がちがうため、同じ技術を習得しても『その人にしか出せない音』が存在し、音色に違いが表れやすいという特徴があります。
『ヒューマンビートボックス(HBB)』と『ボイスパーカッション(ボイパ)』の違い
同じように口から音を出す技術にはボイスパーカッション(通称ボイパ)というジャンルもあります。
実際何が違うの?と思う人も多いと思いますが、この二つには以下のような違いがあります。
【一人で出す音色の種類】
ボイパ→基本的にはひとりで一つの音色。主にパーカッションの音のみを使ってリズムを作ります。
HBB→ひとりで何種類もの音を表現して楽曲を作り上げます。楽器の音だけでもギター、ベース、トランペット、シンセサイザー、ドラム、、、など複数のパートを一人で奏でることもよくあります。
【発祥、演奏スタイル】
ボイパ→アカペラ発祥といわれています。複数人で構成する楽曲の1パートとして発達してきた技術のため、複数人で演奏されることが多いです。
HBB→ヒップホップ文化から派生してきたといわれているため、パフォーマンスも重視されています。実際に、ラップバトルやダンスバトルのように、ビートボクサー同士で戦う「ビートボックスバトル」も行われています。

日本の若手ヒューマンビートボクサーが世界で活躍
日本の若手ヒューマンビートボクサーが世界で活躍したことで、音楽ジャンルとしての知名度が上がっています。
YouTubeで動画も沢山あがっているので是非これからの飲み会などで披露できる特技として始めてみてはいかがでしょうか。