16時間断食ってどんな効果があるの?

今SNSを中心に話題のオートファジー習慣ですが、
「断食」と聞くと、すごい辛いのではないかと思われるのではないでしょうか。
今回は、「16時間断食」の実態やメリットをご紹介させていただきます。
16時間断食とは?
16時間断食とは、1日のうち8時間は食事を制限することなく、基本的に何を食べてもOKにし、あとの16時間は断食をすることを指します。
食事を摂る時間と摂らない時間を明確に分け、胃腸にかかる負担を減らすことで、体に良い影響を与えると言われています。
16時間断食を行うことにより、細胞の中にある古いタンパク質が新しいものに作り変えられる「オートファジー」の仕組みが発揮されます。
16時間断食のメリット
メリット1. 「胃腸を休ませられて、腸の働きが復活」

1日3回食事をすると、胃や小腸に食べ物が残った状態で次の食べ物が入ってくることになります。
自分自身で自覚がなくても、胃腸がフル稼働して負荷がかかっているので、空腹の時間をしっかり取り、胃が休められて衰えていた消化機能を復活させましょう。
また、腸も働きすぎで動きが鈍ると、便秘や下痢を起こすだけでなく腸内細菌のバランスの乱れにも影響します。
腸の働きが整うことによって、肌荒れやアレルギー症状の緩和にもつながります。
メリット2. 「脂肪を燃焼させ、ダイエット・生活習慣病予防に繋がる」

空腹の時間が続くと、体内で脂肪が分解されていきます。
見た目が変わるだけでなく、内臓脂肪に対しても良い影響を与えます。
内臓周辺につく内臓脂肪は、糖尿病や心疾患などの生活習慣病の原因にもなるため、内臓脂肪が分解されれば、生活習慣病にかかるリスクを大きく減らすことにつながります。
メリット3. 「オートファジーが働いて、若々しい体に」
オートファジーとは、古くなった細胞を新たに生まれ変わらせる仕組みで、細胞は飢餓を生き抜くために、栄養がなくなると自らを分解します。
また胃腸を休ませることにより、腸内環境が整って便秘解消や、美肌になったりと、断食によるオートファジー効果や腸内環境の改善は、美容や健康への影響がたくさんあります。
たくさんのメリットの反面、デメリットとしては、基礎代謝が落ちたり、脂肪と共に筋肉も分解される可能性もあります。
また、空腹に我慢できず、反動で食べてしまうと胃腸への負荷、リバウンドする可能性が高くなります。
16時間断食の効果的なやり方
8時間は何でも食べていいが、食べる量には気を付けたほうが良いです。
食べてもいい時間帯に大食いをしてしまうと、内臓へ負担がかかってしまいます。
せっかく16時間断食で内臓を休めても、大食いすることで負担がかかってしまいます。
筋肉トレーニングも取り入れるとより良いです。
人間の体は飢餓状態になると、脂肪だけでなく筋肉も分解してエネルギーに変えようとしてしまいます。
16時間断食は空腹時間が長く飢餓状態になりやすく、筋肉も分解されてしまうおそれがあります。
無理のない程度で腹筋やスクワットなどの筋肉トレーニングを取り入れてみましょう。
16時間断食ダイエットの大事な部分としては「無理なく続けること」ですが、続けるのが難しく感じるなら毎日継続しなくても大丈夫です。
週末、あるいは週1日のみ実行するだけでも内臓を休ませることができるので、徐々に増やしてみてもいいかもしれません。
まとめ
16時間断食は、始めた最初のうちは空腹の時間が辛いと感じる方が多いようです。
無理ない範囲で作業し、より健康的になるために実践してみてはいかがでしょうか!