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2021.02.21

雛人形を正しく保管する方法と適切な環境は?しっかり保管して長く大事に扱おう

雛人形を正しく保管する方法と適切な環境は?しっかり保管して長く大事に扱おう

3月には女児の健やかな成長と健康を祝う3月3日の『桃の節句』雛祭りがありますが、女の子がいらっしゃるご家庭の皆様は雛人形を飾っていますか?


年に一度の一定期間しか飾らない雛人形ですが、思っている以上に高価なもので、色々悩みながら購入されたことと思います。


そんな高価な雛人形なだけに、収納方法や正しい保管を行っていないとカビが発生したり、虫害に合ってしまったりといったトラブルが起きてしまいかねないものです。


今回はそんな雛人形の正しく保管する方法と適切な環境をご紹介させていただきます。





3つの雛人形を保管するときにしてはいけないこと

雛人形を正しく収納しておくために「してはいけないこと」が3つあります。

●直射日光に当てない

雛人形を保管する時や飾る場所に日光が当たらないように注意しましょう。

紫外線は着物の色あせや人形の焼け、お道具類の劣化を引き起こします。飾った時は日光が当たらなくても、太陽が動くと日なたになる場合もあります。よく確認して一日中日光が当たらない場所に収納しましょう。
箱に入れておいても直射日光が当たることで箱内部の温度は上昇します。雛人形は熱にも弱いので、日の当たらない場所で保管してください。

●ビニール袋は使わない

雛人形や付随するお道具類をビニール袋で包むのはやめましょう。収納する際の湿気が残っていた場合、湿気が全く発散されないため、深刻なカビ被害に合ってしまう可能性があります。

また、雛人形の外箱としてプラスチックケースに入れる場合は慎重に。雛人形やお道具類の湿気をよく飛ばし、紙に包んでから収納します。プラスチックケースを使用する場合は、秋ごろに一度、虫干しを兼ねて風を通しておく必要があります。

●乾燥させすぎない

雛人形を保管する時、乾燥剤を大量に入れたり、エアコンの風が直接当たるような場所に保管したりすることは避けましょう。

乾燥すると人形のお顔にヒビが入ったり、お道具の蒔絵が損傷したり、漆の下地がはがれたりというトラブルにつながります。

また、雛人形を飾る場所も、エアコンの下や窓際などの乾燥する場所を避け、直射日光が当たらない風通しの良い場所にすることで劣化を防ぐことができます。



雛人形を家庭で保管する正しい方法

●湿気の少ない晴れた日に収納する

「雛人形をしまうのが遅くなるとお嫁に行き遅れる」、という説を重視するあまり、桃の節句が終わったらすぐ片付けようとする人がいますが、重要なのは「日にち」よりも「日より」です。

桃の節句が終わったら、湿気の少ない晴れた日を選んで収納に取り掛かりましょう。乾燥した日にしまうことは、カビの発生を抑えるために有効です。強風でなければ窓を開け、風通しの良い所で作業をします。

●ホコリを払って外せる部品を外す

羽毛はたきなどでホコリを払い、部品や付属品など外せるところをはずします。土台なども、組み立てた時と逆の手順で分解してホコリを払っておきます。細かい部分は、未使用の細筆などを使って優しくホコリを払いましょう

●手や顔の白い部分をやわらかい紙で包む

お人形の手やお顔など白い部分を、やわらかい白い紙で優しく包みます。きつく包むと髪の毛が型崩れしますので、ふんわり柔らかくを心がけてください。

そして、お人形やお道具を購入した時の小箱に収めます。外装箱が桐箱の場合は小箱を桐箱に入れて収納し、プラスチックケースや段ボールで代用する場合は、小箱同士が動かないよう紙などを軽く詰めて収納しましょう。

●調湿剤や防虫剤を入れて保管する

雛人形を守るために防虫剤や調湿剤を入れます。人形用防虫剤の使用方法に準じて防虫剤を置きますが、迷ったときは少なめに入れるようにしましょう。

代表的な防虫剤としてナフタリンがありますが、お道具やぼんぼりなど樹脂でできたものはナフタリンの影響で溶けてしまうことがあります。防虫剤は雛人形専用のものを購入した方が安心です。

また、湿気対策として乾燥材を入れる時は、使用方法を守り、独自の判断で量を増やすことはやめましょう。

雛人形を保管する場所(物置、押し入れ、クローゼットなど)の湿気対策として、置くタイプの除湿剤も合わせて使い、保管場所全体の湿気対策を忘れずにしてください。

年に一度は虫干しをしましょう

除湿剤や防虫剤を使っても、日本は高温多湿な気候のため、雛人形にカビが生えたり虫食いが発生したりすることがあります。

家庭のクローゼットや物置ではなかなか理想の保管環境に近づけることはできません。

年に一度程度の虫干しです。10月ごろの乾燥した日を選んで雛人形やお道具類に風を通しましょう。6時間程度空気に触れさせたら、再び上記の手順で収納しておきましょう。

適した雛人形の保管場所は?

前述の様な保管方法をしても場所が良くないと効果は半減します。

家庭で保管する場合、押し入れや物置、クローゼットなどに保管する人が多いですが、日本の気候を考えると雛人形の保管場所としてはあまり適しているとは言えません。

特に物置など屋外に保管することはおすすめできません。屋外の物置は夏には高温多湿となり、冬は低温になりすぎて雛人形が劣化する可能性が大きくなります。また、雨やホコリが入り込むこともあります。

押し入れやクローゼットの雛人形を保管する場合も、湿気対策をしっかりして虫干しを行うなど細心の注意を払いましょう。

現在は空調管理が行き届いたトランクルームなども普及してきているので、そういったサービスも使ってみるのも一つの手段だと思います。



雛人形はいつから飾るのが正解?

お雛様を飾る時期は、立春(節分の翌日、2月4日ごろ)から2月中旬にかけてがよいと言われています。 節分で豆まきをして厄を払ったあとに飾る、という流れで覚えておくとよいでしょう。

桃の節句は春の節句という事もあり、春の訪れを告げる立春が一つのベストタイミングだからと言えますね。 遅くとも、ひな祭りの一週間前までには飾り付けを済ませるのが良いでしょう。

飾った際にはスマホで写真など撮っておくと、片付けの際に部品が無くなってしまったことに気付けたり、次回飾りつけの際に役立つと思うのでやってみてはいかがですか?

もしも雛人形が壊れていたら?

いくら大事に保管していても、飾った際に壊れたり、虫食いにあったり、年季が入って色褪せたりという事があるかと思います。

購入されたお店でのサポートを受けることが一番簡単だと思いますが、どこで購入したかわからない、もうそのお店が無くなっているなどでサポートを受けることが出来ないこともあるかと思います。

そんなお困りの際は修理専門店「人形のプーペ」で修理をしてみてはいかがですか?

人形のプーペ

人形にこだわり続けて半世紀以上のお店。現在は人形の販売は行わず、修理専門店として数々の人形を修理・修繕して参りました。お人形のことでお困りの方はお気軽にお問合せ下さい。



公式サイト:http://www.poupee.co.jp/


今までご紹介したような保管方法で大事に雛人形を管理して年に一度の雛祭りをお祝いしましょう!



この記事を書いた人

矢部 峻一

『イートラスト株式会社 テクニカルチームリーダー/B-rise運営事務局員』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。

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