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2022 年 9 月 6 日公開

お酒を呑まないライフスタイル「ソバーキュリアス」ってご存じですか?

お酒を呑まないライフスタイル「ソバーキュリアス」ってご存じですか?

皆さまはお酒を呑まれますか?


最近、よく若者の「お酒離れ」というテーマの記事をよく目にします。


その記事を読んでいると、度々「ソバーキュリアス」という言葉を目にします!


皆さんは「ソバーキュリアス」という言葉をご存じですか?


今回はソバーキュリアスという言葉についてご紹介していこうと思います。






ソバーキュリアスとは?


欧米のミレニアル世代を中心に数年前から広がりを見せている「ソバーキュリアス」ムーブメントが、ここ最近日本でも広がりを見せています。


「ソバーキュリアス」とは、お酒は飲めるがあえて飲まない、もしくは少量しか飲まない選択的ライフスタイルのこと。


「Sober」とは日本語で素面(シラフ)+「Curious」は好奇心という意味で、この2つの単語を合わせて「Sober Curious(ソバーキュリアス)」という造語が、欧米では2018年に刊行された『飲まない生き方 ソバーキュリアス Sober Curious』(ルビー・ウォリントン著)から広がり、その後徐々に日本でもこの言葉・ライフスタイルが広がってきているようです。



そもそも若者はアルコール離れしているの?

よく「若者のアルコール離れ」に関して耳にするが、実際のところ日本の飲酒傾向はどうなんでしょう?


厚生労働省「国民健康・栄養調査」では、週に3日以上、飲酒日1日当たり1合以上飲酒する者を飲酒習慣がある者と定義し、長年飲酒習慣率を捉えています。



1999年と2019年の飲酒習慣率について比べると、20代や30代では男女とも低下しており、確かに若者のアルコール離れが進んでいる結果が出ています。


ただし、男性では全ての年代で飲酒習慣率は低下しており、アルコール離れは中高年でも進んでいるようにも感じます。


この背景には、景気低迷で会食の機会などが減ったこと、また2008年から、40歳~74歳を対象に、いわゆるメタボ健診(特定健康診査・特定保健指導)が始まり、健康志向が高まった影響などがあるとも言われています。



一方で女性はというと、飲酒習慣率は多い年代でも1割台で男性と比べて格段に低い結果ではありますが、20年前と比べて40~60代で上昇しています。


その結果、2019年では、40~50代の女性の飲酒習慣率は20代の男性をやや上回るようになっています。


今の40~50代の女性は働く人が増えてきた世代であり、男性と同様に会食の機会などが増えたこと、またひと昔前と比べてアルコールを楽しむ女性に対して世間の見方が和らいだこと、それらに伴って女性が立ち寄りやすい飲食店や女性が手に取りやすい発泡酒などの商品開発も進んだ影響などがあるといえるでしょう。



ソバーキュリアスと禁酒と断酒は違う?

ソバーキュリアスと禁酒や断酒とは飲酒しないという行動に関しては同じように感じますが、根本的に「なぜ飲酒をしないのか」という考え方が違います。


我慢をするのではなく、積極的に飲まない選択肢こそが「ソバーキュリアス」の考え方なのです!


健康上の問題などで、我慢して飲まない『禁酒』や、お酒をやめざるを得ない『断酒』とは異なり、ソバーキュリアスは「飲む」or「飲まない」を選択するのは自分自身。


無理やりではなく、飲まないメリットを感じているところが若者の間で広がる要因となっているのではないでしょうか?



今後、ソバーキュリアスは広まる?

欧米では一足早く、ミレニアル世代を中心に数年前から広がりを見せている「ソバーキュリアス」ムーブメント。


今後は日本でもソバーキュリアス・ムーブメントは広がっていくことと思います。


コロナ禍で飲食店での飲酒する機会は減り、一時期は「リモート飲み」などが流行ったように思われましたが習慣化してきたとはいえないかと思います。



「家飲み」需要は増えたとは思いますが、コロナ禍の間に成人になった方たちの飲酒の機会はめっきり減り今後もそのような状況は加速していくと思います。


アルコール飲料メーカーの「ノンアル」の新製品の多さが物語っているのでは??


おそらく、あと半年後には「ソバキュリ」なんてワードをよく聞くのでは?

最近では、むしろアルコールを微量含んでいることに価値が置かれた「微アルコール」飲料が注目を集めています。


これまでもアルコール度数3%といった低アルコール飲料は存在しましたが、微アルコール飲料は0.5%など1%未満に抑えられているため、税法上は清涼飲料水と同じ扱いです。


これは、まさにソバーキュリアスのように、酔わない程度に楽しみたい、体質的に弱いがアルコール気分を楽しみたいといった、これまで手つかずだった需要を狙いにきてますね。


コロナ禍でテレワークが浸透しましたが、微アルコールはテレワーク中の残業タイムなどの気分転換にも良いのかもしれませんね!?


半年後には「ソバーキュリアス」を略して「ソバキュリ」なんて言われていたり、アルコールを自らの意志で飲まない方を「ソバキュリニスト」なんて呼んでるかもしれませんね!?







◆カフェテラオ:https://cafeterao.tokyo/

この記事を書いた人

矢部 峻一

『イートラスト株式会社 テクニカルチームリーダー/B-rise運営事務局員』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。

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