今さら聞けない?!流行りのオレンジワインってなに??
ワインといえば、赤・白、ロゼなどが王道ですが、お店で最近見かける「オレンジワイン」をみなさんはご存じですか?
今回はそんな最近流行っているオレンジワインについてご紹介します。
オレンジワインってなに?
名前からオレンジで造ったフルーツワインを想像してしまいがちですが、オレンジワインは、れっきとしたワインの一種です。
オレンジワインは、白ブドウを使って赤ワインのように造ったオレンジ色のワインです。
オレンジワインの味わいは、アプリコットやオレンジピールなどのアロマティックな白ワインのような香りと、赤ワインのような渋味と苦みがあるのが特徴です。
オレンジワインの歴史
オレンジワインの起源は、ワイン発祥の地と言われるジョージア。
ジョージアでは、伝統的にクヴェヴリと言われる土中に埋めた陶器の中で、白ブドウの果皮や種を果汁と一緒に発酵させて白ワイン(オレンジワイン)を造っていました。
しかし、ジョージアは旧ソ連の支配下にあり、国際市場には出まわらず忘れ去られたワインでした。
そんなオレンジワインを現代に復活させたのが、イタリア・フリウリ州の生産者グラヴナー。
理想のワインを造るため、様々な発酵方法を試していたヨスコ・グラヴナー氏は、ジョージアワインにインスパイアを受け、1998年に初のオレンジワインを造りました。
このオレンジワインがジャーナリストから高い評価を受け、イタリアの自然派ワイン生産者たちに瞬く間に広まりました。
様々なオレンジワイン
【飲みやすいオレンジワイン】
山梨の老舗ワイナリー、サドヤが甲州で造るオレンジワイン。
オレンジワイン特有の厚みと広がりがありますが、比較的短時間の果皮との接触で造られるためやさしい味わいで、初めてオレンジワインに挑戦する人におすすめです。
https://www.enoteca.co.jp/item/detail/SD0290030
【本格派オレンジワイン】
ジョージアの代表的な土着品種であるルカツィテリを伝統的なクヴェヴリ醸造で仕立てる1本。
豊かな果実味が魅力で深みのある味わい
https://www.enoteca.co.jp/item/detail/NS0050090