2022 年 6 月 16 日公開
雨でも見に行きたい・・・!~季節のお花 紫陽花~
6月を彩るお花、紫陽花。
道を歩いていると見かけることが多いですが、梅雨の時期なので、雨の中で立ち止まってじっくり見るような機会はなかなかないかもしれません。
紫陽花は花束にするととても可愛らしく、お家に飾りたくなるような魅力を持っています。
紫陽花の種類や花言葉、紫陽花を使ったおすすめのインテリアについてご紹介します。
紫陽花(あじさい)とは
紫色の太陽に向かって咲く花と書いて、紫陽花。
これは、当て字で元々の語源は諸説あり、そのひとつはこの花の色から藍色が集まったものを意味する集真藍(あづさい )とする説。
美しい藍色で染めたような色をした花から来ています。
アジサイにどんな漢字を当てはめようかとなった時、唐の詩人が詩の中から持ち出してきたのが紫陽花だそうです。
「素敵な花言葉」と「冷たい花言葉」
ポジティブな花言葉として「元気な女性」や「辛抱強い愛情」の意味を持ちます。
反対に「移り気」や「無情」といった少し冷たい花言葉もあります。
この花言葉の由来には、成長に合わせて色を変化させていくからというのがあります。
だんだん花びらの色が変化していく紫陽花は、別名「七変化」とも呼ばれています。
綺麗な人には棘があるとも言いますから、どんなに美しい花にでも、裏にはどこか影になる部分が潜んでいるということなのかもしれませんね。
紫陽花を使ったインテリア
スワッグやリース
アジサイをインテリアとして飾るなら、スワッグやリースがおすすめです。
スワッグは花や葉を使った壁掛けの飾りです。
リースも同様に花や葉を使いますが、室内のドアや壁に掛けられるようにリング状になっているという違いがあります。
生花で作ることもありますが、日持ちすることからドライフラワーやアーティフィシャルフラワーで作るのが昨今の主流です。
ハーバリウム
インテリアとして楽しむのなら、ハーバリウムもおすすめです。
ハーバリウムは、瓶の中に保存用のオイルと防腐処理したお花を閉じ込めたインテリアです。
透明なオイルの中に閉じ込められたアジサイは、光を反射してより一層鮮やかな印象になります。
ハーバリウムは置き場所を選ばないため、家のあちこちを飾り付けるインテリアとして適しています。
角度を変えれば見え方も変わるので、さまざまな角度からアジサイを楽しめます。
アジサイの生花
アジサイの生花をそのままインテリアとして飾るのもおすすめです。
アジサイはお花の中でも育てやすい種類なので、室内でもしっかり育てることができます。
忙しい中ではなかなか立ち止まって見られないアジサイですが、部屋の中で育ててしまえばじっくり鑑賞できます。
種から育てても良いですが、なかなか見られない品種のアジサイのギフトをお取り寄せするのもおすすめです。
今年の梅雨は、紫陽花を是非立ち止まって見てみてください。