美容にも健康にもおすすめな野菜!トマトについてご紹介!
トマトはさまざまな方法で使える便利な野菜です。
高い人気を誇る身近な野菜のひとつですが、トマトの栄養や旬をよく知らない方もいらっしゃるでしょう。
ここではトマトをより楽しめるようになる基礎知識や選び方、トマトが持つ栄養価、おすすめの使い方などをご紹介します。
トマトの基本情報
生で食べたり、スープにしたり、トマトはさまざまな料理で使うことができる野菜です。
そのままでも十分おいしいですが、豆知識や旬の時期などを知れば、よりトマトを楽しめるようになります。
ここではトマトの基礎知識についてご紹介します。
トマトはナス科の野菜
トマトは、ナスやじゃがいも、ピーマン、唐辛子などと同じく、ナス科に分類される野菜です。
南米のアンデス高原が原産地で、メキシコに伝わってから食用としての栽培が始まりました。
トマトという名前は、メキシコ先住民の言葉で「膨らむ果実」を意味する「トマトゥル(tomatl)」が語源とされています。
日本に伝わったのは江戸時代頃ですが、当初は観賞用の植物として親しまれていました。
明治時代になると食用としての栽培が始まりますが、広く食べられるようになったのは昭和の初め頃だそうです。
大玉や中玉、ミニトマトといった大きさによる分類に加えて、桃色系や赤色系といった色による分類もあり、現在は300種類を超えるトマトが栽培されています。
豊富な栄養も魅力
トマトは、たくさんの栄養素を含んでいるのも特徴です。
トマトの鮮やかな赤色のもとである色素成分「リコピン」をはじめ、クエン酸やカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウムなどの栄養素を含んでいます。
※「リコピン」が、ダイエットに一役かっているのです。
リコピンには抗酸化作用があるので、血管の老化予防や血流の改善に役立ちます。
ちなみに血流が悪いと体内の各臓器に栄養が届かず代謝の低下につながったり、冷えによって脂肪が燃焼しにくくなったりと肥満につながります。
血流を改善することは、肥満防止に有効といえるでしょう。また、血糖値の急上昇を抑える水溶性食物繊維や、たんぱく質の代謝に関わるビタミンB6が含まれます。
ビタミンB6は筋肉の構成成分である、たんぱく質の利用効率を高める働きがあるので、ビタミンB6は私たちの体の代謝を上げるために必要な、筋肉の合成を促してくれるのです♪
トマトの旬
トマトは、強い日差しと昼夜の寒暖差を好む野菜で、高温多湿な環境は得意ではありません。
そのためトマトがおいしくなる季節は春~初夏辺りの時期とされています。
北海道や東北など気温が低い地域は、夏~秋頃にかけてもおいしいトマトが収穫できます。
ハウス栽培に加えて、春は暖かい地域、夏場は涼しい地域で栽培することで、1年間おいしいトマトを収穫できているのです。
新鮮なトマトを選ぶポイント
トマトを使っておいしい料理を作るには、鮮度が良いものを選ぶこともポイントです。新鮮なトマトの特徴としては、以下の点が挙げられます。
新鮮なトマトの特徴
ずっしりと重みがあり、裂果がない
皮にハリがあり、色ムラがなく濃い色味をしている
ヘタの緑色が濃い
お尻の部分から伸びる白い線(スターマーク)がはっきりと出ている
トマトをおいしく保存する方法
トマトは手に入りやすく、日頃からよく使う野菜ですが、買い過ぎて余らせてしまうことも考えられます。
トマトを保存する方法も、覚えておくと便利です。
常温、冷蔵、冷凍の3つに分けて、トマトの保存方法のポイントをご紹介します。
常温で保存する方法
トマトが熟しきっておらず、緑の部分が残っている場合は、常温で保存すると追熟させられます。
トマトを1つずつキッチンペーパーや新聞紙などで包んだら、ヘタが下になるように、気温差が少ない冷暗所で保存しましょう。
追熟して赤くなったら、冷蔵庫に移して保存してください。
ただし、夏場は室温が高く、熟すよりも先に傷んでしまう恐れがあるため、常温保存は避けた方が良いでしょう。
冷蔵保存する方法
トマトの保存に適した温度は10℃前後とされています。チルド室では温度が低すぎて傷む可能性があるので、野菜室に入れて冷蔵するのがポイントです。
1個ずつキッチンペーパーで包んでから袋に入れ、ヘタ側を下に向けて保存します。保存期期間の目安は、1週間~10日ほどが目安です。
冷凍保存する方法
トマトをより長持ちさせたい場合は、冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍した場合は、1ヶ月程度保存できます。皮がむきやすくなったり、生の状態に比べてうまみが出やすくなったりするのも、冷凍するメリットです。
そのまま冷凍する場合は、ヘタを取り除いたらキッチンペーパーで水気を拭き取り、保存容器に入れて保存しましょう。
カットしている場合は、トマト同士が重ならないようにすると取り出しやすく便利です。
種やゼリー状の部分にもうまみが含まれているので、冷凍する際に取り除かないこともポイントです。
冷凍したものは食感が変わるため生食に向きませんが、加熱調理するとおいしく食べられます。
おすすめの定番トマト料理
トマトは、生のままでもおいしく食べられる野菜です。サラダやナムルにしたり、冷製パスタや冷やし中華の具材に使ったりするといった使い方が、例として挙げられます。
また、トマトは加熱によってうま味が増します。丸ごと焼いたり、スープにしたり、ソースにして料理にかけたりするのもおすすめです。チーズと相性が良いので、トマトリゾットやトマトのチーズ焼きなどにしても、おいしく食べることができます。
個人的に最もおすすめな食べ方はスライスしたトマト(1個)に、オリーブオイル(大さじ1)・ブラックペッパー(少々)、塩(少々)をかけた簡単サラダ。
さっぱりしていて、適度な塩味とブラックペッパーの香りとオリーブオイルのまろやかさが際立って、とても食べやすいです。ぜひお試しください♪
まとめ
豊富な栄養を含んでいて、ダイエットや美容にも一役買っていて、生でも加熱してもおいしく食べられるトマトは、日々の食卓に欠かせない野菜のひとつです。
さまざまな品種があるので、自分好みのトマトを探してみるのも良いでしょう。
旬や選び方、保存方法のコツを押さえて、トマトを使ったおいしい料理作りに役立ててみてください。
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 総合サポート本部 / デザイナー兼コーダー』
『趣味は、掃除・サイクリング・映画鑑賞・写真撮影・カフェ巡り。
好きなものは、ディズニー・動物。
web制作を日々楽しみながら、いろんな趣味を探してます!』