石川・能登で食べたい絶品海の幸!
2024年元日に能登半島地震があってからまだまだ復興が遠いこの頃。
被害が大きかった地域は未だに簡単に立ち入る事ができる状況では無かったりしますが、それでも日々歩みを進めている石川県・能登の人たち。
そんな復興に頑張る人たちを応援する方法として、一番いいのが現地の経済を回すこと。
石川県には日本海側ならではの美味しいものが一杯あります。
今回は、石川県特産の海の幸を、沢山ある中でもギュギュっと厳選して、筆者オススメの3選をご紹介します!
香箱ガニ
石川県と言えば、カニを思い浮かべる方も多いと思います。
香る箱、なんてオシャレな名前ですが、石川県で取れたズワイガニのメスをこう呼ぶそうです。
オス(加能ガニ)と比べて半分ほどのサイズですが甲羅の中には「内子(うちこ)」という未成熟卵、お腹には「外子(そとこ)」という卵が沢山ついており、小さい体に美味しさが凝縮されています。
資源保護の観点から11月から年末まで2か月に満たない間しか獲れないため流通量も多くなく、地元でこそたべたい一品です。
イカ(スルメイカ)
日本で一番消費量が多いのは、マグロでもサケでもエビでもなくイカというデータがありますが、石川県周辺の日本海側はイカの良い漁場にもなっており、特にスルメイカが有名です。
スルメイカ漁はイカが明るい所に集まる習性を利用します。
暗い海の上で集魚灯を利用する漁法から「漁り火」として石川県の夏の風物詩になっています。
ガスエビ
聞いたことの内容な名前のエビですが、ガスエビは通称で、その種類はさまざまです。
石川ではクロザコエビとトゲザコエビの2種類がガスエビとされており、殻が茶色くそれぞれ旬も生育場所も異なります。
甘エビが広く流通する一方で、「見た目が悪く鮮度が落ちるのが早い」故に商品価値が低く、地元の漁師さんから「カス(の)エビ」と呼ばれたのが名前の由来とされます。
しかし、味は甘エビよりも濃厚で癖が無く、産地でしか味わえない希少さから、今では「幻のエビ」と呼ばれることもあります。
最後に
いかがでしたか。
今回ご紹介したのは数ある名産品の中でもごく一部です。
食べ物以外にも、石川・能登には輪島塗や金箔に代表される工芸が盛んな地域でもあります。
こういったところから興味を持っていただいて、復興を応援するきっかけになっていただけたら幸いです!