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2021.10.21

今さら聞けない!ミシュランガイドって何?

今さら聞けない!ミシュランガイドって何?

日本ミシュランタイヤは10月19日に「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」の掲載店を発表しました。

例年秋頃から12月頃にかけて「京都・大阪」→「東京」とミシュランガイドが発行されています。

特別版として不定期に各都道府県版も発売されていますが、毎年発行されているのは「東京」「京都・大阪」だけです。

今年は「京都・大阪」に「+和歌山」という形で発行されました。

ところで意外とミシュランガイドのことに関して知らない方も多いのではないでしょうか?

今回はミシュランガイドについてご紹介したいと思います。





発行元はタイヤメーカー?!

ミシュランガイドの発行元はその名の通り、フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」です。

1889年にアンドレとエドゥアールのミシュラン兄弟が、自身の名前を冠して創立したもの。
現在、世界最大級のタイヤメーカーであることは、言うまでもありません。

では、なぜタイヤメーカーのミシュランがグルメガイドブックを発行しているのでしょうか?


(C)MICHELIN

「ミシュランガイド」とは?

「ミシュランガイド」の初版は、1900年8月にフランスで発行されました。

当初は、あくまでドライバーのために作られたガイドブックだったそう。

当時はまだクルマがほとんど普及していなかった時代で、「ドライブ」といっても今のような快適なものではありません。
ガス欠、車両故障、もちろんタイヤだってパンクしてしまう。そういったクルマの置かれた状況に、ミシュラン兄弟が「もっと楽しくクルマを運転してもらいたい」「遠くまで快適にドライブしてほしい」と考えて作られたのが、ミシュランガイドだそうです。



当時のミシュランガイドはタイヤの修理方法、ガソリンスタンドや自動車修理工場のリスト、ドライバーが食事を楽しむレストラン、遠方でのドライブでも困らない宿泊施設が掲載と、現在のような美食のレストランガイドといったものではなく、ドライブ時に役に立つ情報が掲載された情報誌だったようです。

いつから情報誌から美食グルメ本に?

ミシュランガイドに最初に星が登場したのは、1923年です。

「快適さと適正な値段のレストランに黒い星をつける」というものでした。
その星が「おいしさを表す」ものとなったのは、1926年です。

そして、おいしい料理に舌鼓をうつミシュランのキャラクター「ムッシュ・ビバンダム(ミシュランマンの愛称でも親しまれている)」を通して、グルメな読者にもガイドブックが浸透してきたころで、1931年にフランスの地方版から「二つ星」「三つ星」と評価するようになったそうです。

いつから日本にもミシュランガイドが?

フランスから生まれたミシュランガイド。

フランス国外で最初にミシュランガイドが発行されたのは1904年にベルギーです。
1911年には国というくくりから、エリアとしてヨーロッパ各地へ広まっていきます。


(C)MICHELIN

日本はというと、初めてミシュランガイドの評価対象となったのは、2007年です。
その経緯は、当時のエドワール・ミシュラン社長とジャン=リュック・ナレ編集長はともに「ミシュランのモビリティを世界に広げたい」という考えを持っていて、まずヨーロッパ以外では2005年にアメリカ版が刊行されました。

その後、世界の都市を探る中で、東京のレストランがより魅力的で際立つことを知り、日本版刊行に向け、日本ミシュランタイヤで調査員のポテンシャルを持つ人物を採用し、準備を進め、ついに「ミシュランガイド東京」が出版となったのです。

掲載店舗や星の数はどうやって決まる?

現在ではお店は本や雑誌、SNS、インターネット、業界の評判、読者や自薦のご意見など、編集部に寄せられるありとあらゆる情報をもとに選定するそうです。

そして、「素材の質」「調理技術の高さ、味付けの完成度」「料理の独創性」「コストパフォーマンス」「常に安定した料理全体の一貫性」という世界共通の5つの基準をもとに匿名調査員が複数回調査を行い、合議制で決定しているそうです。

以前、木村拓哉さん主演ドラマ『グランメゾン東京』でも匿名調査員がお店にやってきて食事をするシーンがありましたよね。

では、ここで星の解説をしておきましょう。星は「飲食店・レストランで提供される料理に対する評価」です。

  • 一つ星★:そのカテゴリーで特においしい料理
  • 二つ星★★:遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
  • 三つ星★★★:そのために旅行する価値のある卓越した料理

このほかに、フォークとスプーンのマークで「快適さやサービス」が5段階で示され、その評価の下に「シンプルショップ」と「ストリートフード」というマークがあります。


もうひとつある、ミシュランマンがペロリと下を出しているマーク。
これは「ビブグルマン」というもので、良質な料理を手頃な価格で楽しめる店を紹介しています。基準は、5,000円(東京・京都・大阪)もしくは3,500円(地方ガイド)以下で、特におすすめの料理を提供するお店だそうです。
ビブグルマンなら、ちょっと手が届きそうな気がしますね。



これから東京版の発表もあると思います。
見ているだけでも楽しい「ミシュランガイド」をご覧になってみてください!

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この記事を書いた人

矢部 峻一

『イートラスト株式会社 テクニカルチームリーダー/B-rise運営事務局員』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。

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