辛いものを食べると汗をかくのはなぜ?
辛いものを食べると汗が出ますよね。
それも、体ではなく頭皮や鼻の頭など、暑いときに汗が出る場所とはまた違うという人もいるかと思います。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
今回はそんな辛いものを食べると汗をかく理由などをご紹介していこうと思います。
そもそも発汗(汗をかくこと)の種類が違う
発汗にも種類があり、最も日常的なのは暑い時に体温を調整するための「温熱性発汗」です。
他にも、緊張や感情の状態によって起こる「精神性発汗(緊張性発汗)」が挙げられますが、辛いものを食べた時の発汗は「味覚性発汗」と呼ばれる別の種類のものと言われています。
味覚性発汗の仕組みは未だに解明されていない
先述した「温熱性発汗」と「精神性発汗(緊張性発汗)」は仕組みや意義が解明されていますが、「味覚性発汗」の詳細はよくわかっていません。
辛いものに含まれる「カプサイシン」という物質が顔や舌、のどの神経を興奮させることで、発汗が起こるという説が最も有力ですが、立証まではできてないという状況です。