寝る前に音楽を聴くと睡眠の質が高まる!?
ストレス社会といわれる現代…
「寝つきが悪い」「夜中によく目が覚める」「スッキリ起きられない」など、睡眠に何らかの問題を抱えている人も多いのではないでしょうか。
早く寝なきゃと思えば思うほど、不思議と目は冴えていくばかりですよね。
このような不眠を解消する方法として効果的といわれているのが「音楽」です!
そこで今回は、睡眠の質を高める音楽と聴き方について紹介します。
音楽が睡眠にもたらす効果
睡眠の質を高めるためには、脳をリラックスさせることが大切です。
布団の中で横になってもなかなか寝つけないという人は、脳がうまく休めていない可能性があります。
脳がリラックスしていることの指標となる脳波にはいくつかの種類がありますが、中でもα波と呼ばれる波形は、脳がリラックスしているときに現れるものとして有名です。
心地よい音楽には、脳にα波を生じさせる効果があるといわれています。
つまり、寝る前に音楽を聴くことで脳がリラックスし、結果として睡眠の質を高めることに繋がるのです。
しかし一口に音楽と言っても、種類はさまざま…
寝る前に聴くなら、どんな音楽がよいのでしょうか。
睡眠の質を高める音楽とは?
・自然音
波の音や雨音、鳥のさえずりなど、自然界にある音は、人の気分を心地良くさせる「1/f(エフ分のいち)ゆらぎ」と呼ばれる癒しのリズムを発しているといわれています。
自然界の音を聞くことで脳波がα波の状態になり、気分も体もリラックスした状態にさせてくれます。
・高周波音を含む音楽
単調でテンポが乱れないゆったりしたメロディも脳をリラックスさせ、α波を発生しやすくさせます。
特に4000ヘルツ以上の高周波音を含む音楽が効果的で、その代表的なものにモーツァルトの音楽があります。
・歌詞がはいっていない音楽
歌詞が耳に入ってくると、意味のある言語として捉えて考えはじめるので、脳がリラックスするどころかかえって覚醒してしまいます。
睡眠を促すには、歌詞が入ってない音楽がおすすめです。
音楽を聴くときの注意点
寝る前はイヤホンやヘッドホンを使って音楽を聴く人も多いのではないでしょうか。
周りの雑音がシャットアウトされ音楽に集中することができますが、長時間かつ大音量で音楽を聴き続けると耳が聞こえづらくなる「イヤホン難聴」や「ヘッドホン難聴」を招く恐れがあります。
イヤホンやヘッドホンで音楽を聴く際は、できるだけ音量を下げて、眠りに入る前に音楽をストップするか、スリープ機能で止まるように設定しましょう。
α波は脳と体をリラックスさせる効果以外にも、ストレスを沈める効果、脳の活性化を促して体の免疫力を高め、病気を予防する効果も確認されています。
心身ともに健康に過ごすために、是非生活の中に「音楽」を取り入れてみてください!
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 テクニカルチーム 主任/ B-rise運営事務局 副局長』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。