腸活できれいに!

腸活できれいに!

数年前に腸活がブームになりましたが、その人気はいまだ衰えていません。


腸活は健康にも美容にも良いと言われています。


私の知り合いにも個人でこの施術をしている方がいるので、機会があればぜひチャレンジしたいものです。


さて、腸活は奥が深いので今回はさわりの部分だけ紹介していきたいと思います。


(医師・医学博士・東京医科歯科大学名誉教授 藤田絋一郎先生による「腸活とは?」から)





腸の働き

腸活とは腸の活性化を誘導することを目的としています。


腸内にある腸内細菌と腸粘膜は健康に欠かせない重要な役割を担っています。


腸が健康であれば、体内に入ってきた病原体をすぐに追い出すことができます。


腸粘膜は、ここでしか合成できない2つの物質(①ビタミンB群やビタミンK群などの栄養素。 ②幸せ物質と呼ばれるドーパミンやセロトニンは、心の安定を図るうえで非常に重要)があります。



健康な生活をするために不可欠な免疫力の70%は、この腸で作られています。


腸には2つの免疫細胞があり、体の免疫力を上げたり下げたりするのも腸にかかっています。
免疫力が上がると、ガン予防やアレルギーの抑制、うつ病など心の病を改善してくれる効果も期待できます。
これらの病気の予防解決策の一つとして、腸活はとても有効です。

3つの腸活結果

腸活がスムーズに進むと、まず「便通」がよくなり、次に変化するのは「」。
肌荒れや吹き出物、乾燥肌などが改善されて肌の状態がよくなります。
最後に「性格」です。 これは人によって異なりますが、幸せ物質がたくさん分泌され明るい性格に変わるようです。

腸活の方法

今回は、2点紹介しますが、その中でもマッサージを中心にしました。



1.食事

“痩せ菌”を増やす「食物繊維」とビタミンB群が豊富な「発酵食品」を多く食すること。


重度の肥満の方、太り過ぎは腸の活動を鈍らせます。
日和見菌にある“痩せ菌”を増やす と、痩せやすく太りにくくなります。


“痩せ菌”を増やす方法の一つが「酢キャベツ」です。 毎食前に100g食べ続けると、1~2週間ほどで体に変化が訪れます。


「酢キャベツ」について詳しくお知りになりたい方は、下記をご参照ください。


https://unlog.me/topics/untube001_daset


「腸活」を行うことで善玉菌と日和見菌が食物繊維を分解し、発酵させる過程で「短鎖脂肪酸」という酸を出します。
短鎖脂肪酸は“天然の痩せ薬”とも呼ばれていて、その数が増えれば増えるほど、痩せ体質になると言われています。


善玉菌を増やす食事をすることで、腸内環境を整えることができるのです。


詳しくは<善玉菌を増やそう!|効果的な食べ物やおすすめのサプリ -Food for Well-being -かわしま屋のWebメディア- (kawashima-ya.jp)(管理栄養士 亀崎聡子様)>をご参照ください。





B.腸もみマッサージ(日本美腸協会代表理事・看護師の小野咲先生)

腸もみマッサージとは、8mもの長さの腸をもむことで蠕動(ぜんどう)運動を促進し腸の代謝を上げ、便通改善とダイエット効果を期待するものです。


腸にへばりついてたまっていた老廃物をもむことで物理的にはがすことができ、デトックス効果が出て肌ツヤなど美容にもいいんです。


では、腸もみマッサージの効果的なやり方をご紹介いたします。

1.まずは準備運動から







2.次に、小腸もみマッサージ

① おへそを中心に上下(上は指1本、下は指3本分の位置)、左右(左右 指2本分の位置)の4カ所を呼吸しながら押していきます。
両手の親指で上下と左右をそれぞれ同時に押します。


※初めての方やお腹のマッサージに慣れていない方は、3本の指(人差し指、中指、薬指)で押してください。



② 両手の指3本を重ねて、おへその周りを時計回りに押していきます。
おへそを中心に6カ所ぐらいを目安にぐるりと押します。 3本の指で腸の粘膜と粘膜をすり合わせるように優しく行います。



堅いところがあれば丁寧に優しく押し流してください。





3.最後に腸もみマッサージ

① まずは、右半身を上にして横向きなります。



② お腹の右下から上に押し上げるようにもんでいきます。



特にお腹の右側の下腹部には便がたまりやすいので重点的にもみほぐして、上に押し上げてください。



③ 再びあお向けになります。


④ 右の肋骨下のくぼみに手を入れ、肋骨に沿って下から上へ押していきます。



⑤ 右側の肋骨から左側の肋骨へ押しながら流していきます。



⑥ 今度は、左の肋骨下のくぼみに手を入れ、肋骨に沿って上から下へ押していきます。



⑦ 左の肋骨下まで押し終わったら、今度は左半身を上にして横向きになり、お腹左側を上から下に流すように押していきます。



4.仕上げ

あお向けになり、最後の仕上げにお尻を浮かして床をトントンと落とし、仙骨に刺激を与えます。





お尻の仙骨の部分に便意を促す神経があり、これを刺激することで便を出やすくするのです。



これを毎晩寝る前に10分ほど行います。


お腹を押して流す際に滑りにくかったり圧迫されて赤くなったりする方は、マッサージオイルを使うとスムーズにできます。
便秘がひどい人は、朝も大腸だけ腸もみマッサージしてあげると効果的です。


腸活は健康、美容だけでなく性格も明るくなるようですね。

腸活にもストレスは一番の天敵! イライラも腸活でニコニコ笑顔にしましょう!





この記事を書いた人

吉永 恭子

『イートラスト株式会社 管理本部』
動物をこよなく愛する動物アレルギー人。

新着記事
関連記事