時間とはなにか。人が笑う時間の累計は人生のうちどのくらい?

時間とはなにか。人が笑う時間の累計は人生のうちどのくらい?

時間がない!もっと時間があったら、、、

そう思ったことがある人は多いと思います。

 

今回はそんな時間に対する考え方や、何かに費やす時間が人生の何割を占めるのかを紹介したいと思います。

 

 



時間とは

時間とは出来事や物事を認識する際の概念です。

2点の間の長さを表したり、物事を認識するための概念として使われます。

 

2点の間というのは、例えば何かをするのに時間がかかるという場合の始まりから終わりまでを表します。

物事を認識する概念は、時間を流れとして認識し、過去や現在、未来などと捉えることです。

 

 


過去や未来はない?



時間という概念の中では、過去や未来は存在しないと言われています。

過去とは現在から想起されたものであり、未来も想像でしかありません。

 

人間には記憶する能力があるので、過去に経験したことは“過去”になり、時間に流れを感じます。

 

 


1日86,400円をもらえたら、使い切るか



時間を無駄にしない教訓の一つとして、 「毎日86,400円をもらえて、その日中に使いきれなかった分は無くなります。そのお金を使い切りますか?」 といった質問があります。

多くの人が「使い切る」と答えます。

 

実はこの86,400(秒)というのは1日の秒数です。 時間は過ぎると戻ることはありません。お金は使い切るのに時間は無駄にするんですか?というものです。

 

 

目を閉じて10秒数えてみてください。

 

 

長いですよね。

 

それを8640回もできるほど1日は長いです。

実際には睡眠などの時間があるので、もっと少ないと捉えてもいいでしょう。このように時間の概念は単位を変えることで感じ方が変わってきます。

 

 


単位を変えて時間を見てみよう!

人生は何時間あるのか

人生は24時間×365日×80年=70万800時間

社会人になってからの時間は24時間×365日×58年=50万8080時間(21,170日)

 

23歳から80歳までは21,170日もあります。そう考えると多い気もします。

 

働いている時間はどのくらい?



23歳から65歳まで週5日8時間働いた場合、

43年×8時間×250日(年間休日115日)となり、

人生で仕事に費やす時間は86,000時間です。(3583日)=9.8年

 

43年のうち9.8年しか働いていません。意外と少ないなと感じてしまいます!

全人生のうち10年なので8分の1程度です。

 

年間では8760時間のうち2000時間が仕事です。約4分の1です。

 


睡眠時間はどのくらい?



睡眠時間は年代によって変わるので何とも言えませんが、目安としては1日7時間寝ているとして

7時間×365日×80年=20万4400時間寝ていることになります。

年数にすると23.3年です。仕事の倍寝ていることになります。

 

子ども時代の睡眠時間はもっと長いので、もっと長く寝ていることになります。

年間では2,555時間となります。

 

SNSやテレビに費やす時間は?



2時間SNSを見ると1年で730時間で30日分です。1年のうち1か月分費やすことになります。

 

毎日2時間何かをすると、人生(成人になってから80歳までの60年)のうち1825日=5年分を使うそうです。

 


少なすぎる笑っている時間



大人が1日に笑う回数は15回で、推計は30秒以内が平均だそうです。

2日で1分なので1年で182分です。20歳から80歳までの60年間でも10,950分となり、182時間です。約7日。

 

しかし年を取ると笑う時間は少なくなっていくので実際は1日に満たない人や、5日くらいの人もいます。

大人になってからの60年でも笑っているのは1~5日というのは意外です。

 

スキルの習得にかかる時間



なにかをプロレベルに習得するには10,000時間必要と言われています。

8時間勤務の場合は3.4年あればその仕事のプロになれます。

1日3時間やれば9.1年、2時間やれば13.7年、1時間やれば27年かかります。

 

サクッとできるレベルで習得するには20時間必要と言われており、1日1時間で20日しかかかりません。

 

中級者レベルでは1000時間必要で、1日3時間やれば11か月、2時間やれば1年4か月、1時間やれば32か月なので2年8か月かかります。

 

資格などを取る際の勉強時間に、参考になりそうです。資格に関してはそこまでかからないと思いますが。。。

 

 


時間をどう使うか

ここまで人生のうちどのくらいの時間を使うのか紹介いたしました。

個人的には仕事の時間は思ったより少なくて驚きました。

 

また、何かをサクッと習得するのには1日1時間やれば1か月程度しかかからないとのことです。

理論上、年に12個の何かを習得できますが、できている人はほとんどいないと思います。

 

結局時間を使うことは継続する事で、それができるかどうかでしかないということです。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

今井 晴哉

『イートラスト株式会社 テクニカルチーム』
青森県出身。8年間、小売業界に従事しつつ趣味でライターとして活動。大手サイト(Yahoo!、朝日新聞社)の記事投稿やTokyoFMのラジオ出演の経験も。2022年にイートラストに入社。好きなものは家電、インディーズ音楽、動画編集。

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