2025年の猛暑を乗り越えるには、どんな素材を選ぶべき?

2025年夏。
東京では猛暑日の年間最多記録更新中だそうです。
ハンディファンやネッククーラーなどを利用している人を日常で見かける回数もかなり多くなりました。
こんな風に暑さが厳しいと、ますます「服がベタベタして気持ち悪い」「汗の臭いが気になる」といった悩みが増えているのではないでしょうか。
実際、どんな素材を選ぶかでその快適さは大きく変わります。
今一度、素材について改めて知ることで、激しい暑さを少しでも快適に乗り越えるためのヒントをお伝えします。
まずは代表的な素材である綿(コットン)とポリエステルの特徴を整理してみましょう。
綿(コットン)の特徴
綿は吸湿性に優れ、肌触りが柔らかいのが最大の魅力です。
敏感肌でも安心して着られるため、Tシャツや下着、タオルなど直接肌に触れるアイテムによく使われます。
自然素材らしい通気性の良さもありますが、問題は「乾きにくい」こと。
汗を吸ったまま長時間湿った状態が続くと、蒸れて不快感が増すだけでなく、雑菌が繁殖しやすく、臭いや肌トラブルにつながる可能性もあります。

ポリエステルの特徴
ポリエステルは化学繊維の代表格で、乾きやすくシワになりにくいという扱いやすさが大きなメリットです。
スポーツウェアや速乾Tシャツ、アウトドア用の服に多く使われている素材です。
ただし弱点は「汗臭さが残りやすい」こと。
繊維の性質上、皮脂や臭いの分子が吸着しやすく、洗っても落ちにくい場合があります。
さらに吸水性が無いため、汗をかいた皮膚が蒸れやすくなり、細菌にとってはエサも水分も豊富で繁殖しやすい環境となります。

夏に快適な素材とは?
多くの服で使われている素材でも、猛暑下ではデメリットがあることがわかりました。
では、どんな素材がおすすめでしょうか?
リネン(麻)
- ・通気性・放湿性が抜群で乾きやすい
- ・汗を素早く吸収し、発散する
- ・シワになりやすいが、“ラフさ”が魅力の素材
メリノウール
- ・ウールと聞くと冬の素材に思えるが、湿気を吸収して外部に放出するため、汗がこらず夏でも使える
- ・汗臭さを抑えてくれる
- ・羊の素材で、環境に優しくサスティナブルな素材
テンセル(リヨセル)
- ・ユーカリなどの木材パルプを原料としており、「世界で最も環境に優しい製法(エコ)で作られた繊維」だと言われています
- ・吸湿性と速乾性があり、長時間身に着けていても快適に過ごせる
- ・シルクのような光沢感、適度なフィット感(アロハシャツによく使われている)
混紡(綿+麻、綿+ポリエステルなど)
- ・天然素材の肌触り
- ・吸汗性と化学繊維の速乾性を兼ね備えた、いいとこ取りの素材

まとめ
汗をかく季節は「綿=快適」と思い込みがちですが、乾きにくさで逆に不快になることもあります。
逆に「ポリエステル=便利」と飛びつけば、臭いに悩まされることも。
結局はシーンに応じて素材を選び、リネンやテンセル、メリノウールといった選択肢を取り入れるのが賢い方法です。
素敵な服を見つけた際は、ぜひ今回ご紹介した素材かどうか注目してみてくださいね。
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 総合サポート本部 Webデザイナー』
笑うと目がなくなるタイプのWebデザイナー(見習い)
趣味は、散歩・読書・コジコジ。最近気になるものは、妖怪。特に河童。


