2024 年 2 月 11 日公開

全国に〇〇万台!!自動販売機の歴史や秘密!変わった自販機も紹介

全国に〇〇万台!!自動販売機の歴史や秘密!変わった自販機も紹介

誰もが絶対に目にしたことのある「自動販売機」。

 

駅や道端で気軽にジュースやお菓子を買うことができて、使ったことのある人も多いと思います。

 

この記事では自動販売機の歴史や豆知識、変わった自動販売機などを紹介していきます!

 

 



自動販売機って?

 

自動販売機はお金やカードなどを投入することで自動で商品やサービスを受けられるものです。


「自販機」や「自販」と略されて、英語では「vending machine」と言います。

 

 

一般的に多いのは飲み物やたばこの自販機で、チケットや食券などの販売をするものは、「券売機」と呼ばれます。

 

 

自動販売機の歴史

 



自動販売機の歴史は古代エジプトまでさかのぼります。かなり昔からあるんですね。
世界最初の自販機に関しては、後ほど紹介します。

 

当初はひとつの商品を購入できるものでしたが、1925年に複数の商品の販売や価格設定できる機種が開発されました。

 

 

日本では1890年に物販自販機が登場して、1924年にお菓子自販機が作られました。

 

その後全く普及しなかった自動販売機ですが、1955年ごろから実用化がされ始め、1960年代に急速に普及しました。

 



1967年に100円・50円硬貨が発行されたことが急速に普及した大きな要因です。
また、同年に電車の乗車券が自動券売機で販売されるようになったことも影響しているそうです。

 

 

最近では、電子マネーやQRコード決済に対応しているものも多くなり、AEDを搭載している機種なども多くなっています。

 

 

知ってた?自動販売機の豆知識

世界初の自販機は古代エジプトの聖水

世界で初めての自動販売機は、古代エジプトの寺院に合った聖水を販売する装置です。この装置は硬貨を入れると、硬貨の重さで栓が開いて水が出るものでした。

 

現存しているものは1615年のイギリスにあるたばこの自販機です。
コインを投入することでフタが開いて、商品が取れます。

 

しかしフタを閉める機能がないので、人がいて閉めてました。

 

 

設置台数は〇〇万台

日本全国の自動販売機の設置台数は約400万台となっています。


その中には、両替機やガチャガチャなども含まれています。


ガチャガチャも自動販売機の一種
ガチャガチャも自動販売機の一種

 

 

飲み物の自販機だけでは2017年時点で244万台でその売上額は2兆円を超えているのです!

訪日外国人は、その自販機の多さに驚くことも多いのだとか。

 

ちなみに日本全国のコンビニの数が約5万5千件なので、自販機が圧倒的に多いのが分かりますね。

 

 

お釣りのバーを下げ続けるとライトが付く? 



小さいころに、お釣りのところを押し続けて光らせたことがある人もいるのではないでしょうか。


実は昔は、中の蛍光灯が切れていないか確認するためにその機能がついていたようです。しかし、最近の自動販売機はLED化が進んで、そのような機能が要らなくなったため、なくなりました。

 

 

自販機の生産第一位は三重県

日本国内で自販機の工場出荷額が大きいのは三重県で、四日市市は年間約12万台の自販機の生産を行っています。

 

 

自動販売機の経営は利益がない?

家の前に自販機があったら、毎日多くの人が購入してくれて稼げるのではないかと考えたことのある人も多いのではないでしょうか。


実際に自販機の個人による設置は、どのくらい利益が出るのでしょうか。


調べてみると、自動販売機の平均利益は年間で2~3万円程度です。
ちなみに自販機はリースなどで行われますが、その料金は差し引いての金額です。

 

 

しかし、電気代は自己負担になり、その金額は月に2~3千円程度です。


ということは、電気代で売上額がなくなる、むしろ赤字経営になることもあります。

 

 

よほど人通りが多くて、近所にスーパーやコンビニがない場所じゃないと、難しいようです。

 

 

面白い!変わった自動販売機

31アイスが食べれる!



大人気のアイスクリーム店であるサーティワンアイスクリームが食べられる自販機です!


羽田空港に設置してありました。


サービスエリアなどに設置してある目撃情報があります。

 

 

冷凍食品を買うことができる!



冷凍された中華料理などを購入することができます。アイスなどが販売されている筐体もあるみたいです。


調理はできないみたいなので、レンジがある食堂などに設置されていることが多いようです。

 

筆者が確認できたのは、さいたま市南区にある芋屋さん?みたいなカフェの前にあったものです。

焼き芋や干し芋などが購入できるようでした。



ちなみにこの機種はサーティワンアイスの自販機と一緒で、冷凍機能がついています。

機種名は「ど冷えもん」というんです。

 

 

フルーツがそのまま食べられる!



こちらは都心の駅であれば、比較的目撃することが多いものです。

カットリンゴなどのフルーツが購入できます。

 

ここにも焼き芋がありますね。

 

 

インスタ映え!ケーキのビン詰め!



めちゃくちゃインスタ映え間違いなしの、ケーキのビン詰めです!

ビンいっぱいに敷き詰められたケーキが、自販機で購入することができます。

 

渋谷などにあるようですが、筆者はさいたま市の大宮区で発見しました。



結婚式場の前に設置してあり、ケーキの自販機の隣には、花の自販機もありました。



 

 

駅でフィギュアが購入できる!



こちらは東京メトロの駅にて設置が確認できた、フィギュアの自販機です。

言ってしまえばガチャガチャみたいな感じです。

 

いろんなガチャガチャが一台に集約しているので、いろいろやってしまいそうです。

 

 

今回は自動販売機について紹介をしてみました。

駅や空港では、普通の飲み物ではない自販機が意外と多く設置されていました。

 

みなさんも珍しい自販機を発見したら、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

 

 


 

◆Patisserie T.sweets (パティスリーティースイーツ):http://cake-shuu.com/

この記事を書いた人

今井 晴哉

『イートラスト株式会社 テクニカルチーム』
青森県出身。8年間、小売業界に従事しつつ趣味でライターとして活動。大手サイト(Yahoo!、朝日新聞社)の記事投稿やTokyoFMのラジオ出演の経験も。2022年にイートラストに入社。好きなものは家電、インディーズ音楽、動画編集。

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