2023 年 6 月 16 日公開

アニソンはジャンルじゃない。けれどアニソンが好き。総合エンタメの魅力

アニソンはジャンルじゃない。けれどアニソンが好き。総合エンタメの魅力

私はアニメを結構見ます。音楽も結構聴きます。


音楽の趣味を尋ねる時、「流行りの曲は知らないけどアニソンはけっこう聴く」という人が結構います。


とは言っても、音楽が多種多様であるようにアニソンも多種多様なので『アニソンが好き=話が合う』とはならないのですが…


私は好きな音楽を探そうと思っても見つからないことが多いです。


アニメの場合、コンテンツの一部として視聴するので、作品全体で興味を持てば最後まで見るし、そのうちに音楽を好きになることがあります。


「アニソンが好き」というのはジャンルについて考えるとよくわからない話ですが、総合エンターテインメントの一部として好きになるということかもしれません。


音楽とアニメの事を考えて、印象的だったアニメを思いつくままに挙げてみます。







ゾンビランドサガ



「ゾンビランドサガ」(2018年10月)(続編2021年4月)は違う時代を生きた少女がゾンビとなって蘇り、なぜかアイドルを目指すお話。


ストーリーやセリフも好きですが、曲もいいなーと思って調べてみると、現実のアイドルグループの曲も作ってる作家でした。


おそらく違う形で聞いていたら気にもとめなかったでしょう。出会いですね。


元々好きな声優だったり、作品を見て聴いて好きになる声優もいます。


河瀬 茉希さんは「イケボ」と話題になっていたり、田中 美海さんはWake Up, Girlsでの歌唱力に定評があり、「流石」と言われていました。©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会


チェンソーマン



「チェンソーマン」(2022年10月)は悪魔に対抗する公安のお話。


ミュージシャンにファンが多かったのか、毎週、別のエンディングテーマが用意されていました。


最近では珍しいと思います。せいぜい違う声優が歌うバージョンがあるくらいでしょうか。


好きな作家の曲は喜んだり、この作家は合わないだとか、他はもっと良いから聞いて!とか。お祭りですね。


私は第2話エンディングテーマを担当した「ずっと真夜中でいいのに。」のACAね様が好きと言っていたので原作を読みました。そんなキッカケもよくあることです。© 藤本タツキ/集英社・MAPPA


化物語



別のエンディングテーマと言えば、私がアニメを見るようになったきっかけは「化物語」(2009年7月)で、だいたい3話毎にヒロインが変わり別のエンディングがありました。全部いい曲だなぁと思っていました。


supercell「君の知らない物語」が有名ですが、meg rockさんの曲が多いです。花澤香菜さんの「恋愛サーキュレーション」もそうです。


他の作品でもいい曲だなぁ、と思ったらその人だったりすると何か嬉しくなりますね。©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト


ぼっちざろっく



「ぼっちざろっく」(2022年10月)のような音楽を中心の題材にした作品では、ハードルが天井知らずに上がります。


制作側には「音楽好き」も多いので、ハードルをものともしない強力なクリエイターが集まったのだと思います。


私はここ半年以上「結束バンド」しか聞いていないと言っても過言ではありません。


アニメ未公開の曲だと「ひみつ基地」がすごく好きです。©はまじあき/芳文社・アニプレックス


まとめ

ただ音楽が好きだった時と比べると、アニメ制作はさまざまな分野の製作者が関わるので、それぞれの分野でファンになれる。というのも面白いです。


作業用BGMという言葉がyoutube等でもみられますが、私はアニメ自体を作業しながら流したりしています。background-movieです。


そんな楽しみ方ができるのもアニメの魅力かなと思います。







◆YT慶倫館:https://ytkeirinkan.jp/

この記事を書いた人

天野 やすじ

『イートラスト株式会社 総合サポート本部 / デザイナー兼コーダー』

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