2024 年 1 月 27 日公開
“映えない?”SNS「BeReal」ってなに?特徴をまとめてみた!
InstagramやTikTokなど、若い世代には常識となったSNS。
特にInstagramは「インスタ映え」という言葉が定着するほどに、「映える」=おしゃれな写真を投稿するSNSとして有名です。
若者は日々「インスタ映え」を求めて、必死に写真を撮っています。
その一方で、映える写真じゃないとアップロードできないという先入観にかられ、投稿を全くしない人も多くなっているようです。
そんな時代とは逆を行く、あえて「映えない」ありのままの写真を投稿せざるを得ないという、とんでもないアプリが「BeReal」です!
フィルターなしのインカメラ付きの写真を投稿させる鬼畜仕様です。
映えないSNS「BeReal」とは
アメリカのZ世代を中心に人気となっている「BeReal」。
2020年に登場したアプリですが、人気に火が付いたのはごく最近。
現在では、SNSアプリのダウンロード数で11番目を誇っていて、「2022 iPhone App of the Year」に輝いています。
「BeReal」の名前の通り、「素になる」瞬間を切り取らなくてはいけないアプリなんです。
映えないSNS「BeReal」の特徴
投稿できるのは友達と1日1度のみ
写真を投稿できるのは、友達に加えた人と同じタイミングでランダムな瞬間です。
アプリが1日1回友達と同時に写真を投稿するように指定され、通知が来ます。
制限時間は2分間
通知が来てアプリを起動すると、投稿は2分以内!
それまでに撮り終えなくてはいけないので、何をしていようと撮らないといけなくて、おしゃれなんかする暇もありません。
ちなみに2分経っても投稿できますが、友達に「〇分遅れて投稿しました」と通知が行くみたいです。
遅れて投稿すると「映え意識したんだな、、、」と思われ、ハードルが上がります。
強制的にインカメラも起動
撮影する写真は、アウトサイドのカメラだけではなく、強制的にインカメラの画像も写ります。自分の顔も絶対に投稿しないといけません。
どんな表情で何をしているかが、丸分かりになってしまうんです!
フィルターなんてない
撮影された写真を、きれいに加工してごまかしたいところですが、フィルターなどの機能は無し。
素のままの写真を投稿するしかないというわけです。
投稿の消去は1日1回まで
写りが悪くなったから撮り直し!そんなことは許されません。
2分以内であれば何度も撮り直しできますが、それ以降は投稿するしかありません。
そしてそれを消せるのは1日1回のみ。
1度消した場合は1日経たないと、次の投稿は消せません。
「いいね」すらも自分の顔
「いいね」ボタンなどはなく、友達の投稿にリアクションするには、自分の顔の写真を撮らなくてはいけません。
ちなみにキャプションはいろいろと書くことができます。
友達の投稿を見るには自分も投稿しなければならない
友達の投稿は、自分が投稿した場合しか閲覧できません。
よって知らない人や、見るだけの人に写真が見られることはありません。
投稿ごとに一般公開の設定ができるので、公開することもできます!
人気に火が付き始めた「BeReal」。
インスタなどをはじめとするSNSの投稿に一生懸命になる「SNS疲れ」した人にはぴったりかもしれません。
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 テクニカルチーム』
青森県出身。8年間、小売業界に従事しつつ趣味でライターとして活動。大手サイト(Yahoo!、朝日新聞社)の記事投稿やTokyoFMのラジオ出演の経験も。2022年にイートラストに入社。好きなものは家電、インディーズ音楽、動画編集。