もうすぐクリスマス! 「クリスマスマーケット」を楽しもう!

もうすぐクリスマス! 「クリスマスマーケット」を楽しもう!

2024年も残すところあと2週間を切りましたね。


クリスマスシーズンになり、街のイルミネーションが美しい季節がやってきましたね!


クリスマスと言えばイルミネーションと並んで、最近では日本でもよく知られるようになったクリスマスマーケットというイベントがこの時期各地で開催されています。


みなさんは、クリスマスマーケットに行ったことはありますか?


今回はクリスマスマーケットについてご紹介していきます。




クリスマスマーケットってなに?

クリスマスマーケットとは、ドイツやヨーロッパ各地で中世から行われている伝統的な市場(マーケット)のことです。


発祥の地として知られるドイツだけでも毎年2500〜3000程のクリスマスマーケットが開催されています。


街にはクリスマスの飾り付けをした屋台が並び、煌びやかなイルミネーションやライトアップで照らされて、ロマンチックな雰囲気に包まれます。


マーケットはそれぞれ雰囲気も異なり、手作りのクリスマスオーナメントやキャンドルなどの雑貨、ビールや熱々のグリューワイン(ホットワイン)、レープクーヘンなどのクリスマス料理が売られています。


一般的には11月最終週あたりからクリスマスにかけての4週間程開催され、ドイツの人だけではなく海外からの観光客でも大勢賑わっています。


クリスマスマーケットの歴史

クリスマスマーケットの歴史は古く、そのはじまりはドイツがヨーロッパの多くを占めていた中世にまで遡ります。


当初は冬支度のための品物が売られる市場として1日限りの開催でした。


断食と悔い改めの時期であるアドベントが終わり、市民がクリスマスに食べる肉を買えるようにするためで、現代のようなクリスマスのイベント的な意味合いはなかったようです。


14世紀に入ると、職人たちの手による工芸品やお菓子、子供たちのクリスマスプレゼントなども売られる場にもなり、その後、宗教改革など時が経つにつれてクリスマスならではの祝祭的な市場へと発展していきました。


19世紀以降にはヒュッテ(木造の小屋)やイルミネーションなど商業的な要素を取り入れられるようになり、現代のクリスマスマーケットの原型が確立され、より多くの人々が参加出来るものになりました。


これがドイツ最古のクリスマスマーケット・ドレスデンのはじまりと言われていますが、諸説あるようです。


例えば、フランクフルトのクリスマスマーケットも最古と呼ばれています。


クリスマスマーケットの魅力とは?

美味しいグルメや温かいドリンク

クリスマスマーケットを訪れる楽しみとして欠かせないのが、やはり美味しい食べ物や飲み物などのグルメでしょう。


中でもホットワイン(グリューワイン)は、クリスマスマーケットのグルメの定番としても人気です。


ドイツではホットワインのことをグリューワインと言い、寒い冬の季節の代表的な飲み物として親しまれています。


赤ワインにオレンジピールやシナモンなどのスパイス、シロップなどが入っているのが特徴で、身体もポカポカと温まります。


アルコールが苦手な方やお子さま向けに、アルコールが入っていないフルーツジュースを温めたものや、ホットココアなどが売られているところもあります。


多くのマーケットでは、グリューワインはマグカップで提供されます。


カップを返却するとカップ代が返金されるデポジット制になっていますが、マグカップのデザインは毎年変わり、ご当地的なものもあるので記念にお土産として持ち帰るのもおすすめです。


他にも、ビールやソーセージ、シュトーレンやレープクーヘンなどの多彩なグルメで思う存分クリスマス気分を味わうことが出来ます。


また、チーズ料理や地元のスイーツなど、その土地ならではのグルメを楽しめるのも醍醐味です。


クリスマスグッズなどの雑貨

クリスマスマーケットでは、職人の手作りによるツリーに飾るオーナメントや木細工の置物、スノードーム、キャンドルやランタンなど、お土産に買ったり見ているだけでも楽しい雑貨がたくさん売られています。


グルメだけではなく、クリスマスの時期ならではのお買い物も楽しむことが出来ます。

日本で開催されているクリスマスマーケット

近年では、日本国内でも多くの地域でクリスマスマーケットを開催する場所が増えました。


いくつかご紹介しますので、是非お出かけの際の参考にしてみてください。

ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo / 北海道

札幌の姉妹都市であるドイツ・ミュンヘン。


2002年から友好都市提携の一環としてはじまりました。


グリューワインなどの本場ドイツのクリスマス料理や、さまざまなクリスマスアイテムを扱うブースが出店し、大通西2丁目(大通公園)をクリスマスの雰囲気で盛り上げます。


https://www.sapporo.travel/white-illumination/event/munich/

東京クリスマスマーケット2024 in 神宮外苑 / 東京都

日本最大規模のクリスマスマーケットです。


発祥の地であるドイツ・ドレスデンのクリスマスマーケットをモチーフにして2015年にはじめて開催され、今年で10年目を迎えます。


東京クリスマスマーケットのシンボルである高さ14mのクリスマスピラミッド(クリスマスツリーの原型とも言われています)は、ドイツ・ドレスデンのクリスマスピラミッドと同じく世界最大の高さがあり、写真スポットとしても大人気です。


また、今年は過去最大の61店舗のブースが出店しているので、見どころや楽しみもたくさんです。


https://tokyochristmas.net/


クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫 / 神奈川県

歴史的な赤レンガ倉庫でのクリスマスマーケット。


記念すべき15回目の開催となる今年のコンセプトは「Memorial」


高さ約10mのクリスマスツリーには約2万球のLED装飾を施し、ロマンチックに盛り上げます。


また、全長約50mの頭上に広がる幻想的なイルミネーションルーフなど会場内を彩るイルミネーションは見どころです。


こちらも過去最多の58店舗のブースが出店しています。


https://www.yokohama-akarenga.jp/christmas/

名古屋クリスマスマーケット2024 / 愛知県

愛知県内最大規模のクリスマスマーケットです。


今年は10回目を迎え、過去最長の20日間開催されています。


ドイツをはじめとするヨーロッパのグルメが多数楽しめるのはもちろん、名古屋クリスマスマーケットのシンボルであるクラシックな大きな生のもみの木のクリスマスツリーを中心にイルミネーションが煌めき、写真スポットも充実しています。


https://www.tokai-tv.com/xmasmarket/

クリスマスアドベント(旧福岡クリスマスマーケット) / 福岡県

11年目を迎えた2023年より規模を拡大し、福岡空港、JR博多駅前広場、貴賓館前広場、天神中央公園、福岡市役所西側ふれあい広場、福岡大名ガーデンシティが主な会場となり、博多~中洲~天神までが光の帯となって、イルミネーションやクリスマスマーケットが開催されています。


「Five Senses Christmas」(視・聴・嗅・味・触の五感に響くクリスマス)をテーマに、光・音・芸術の3つの柱を軸としたさまざまなコンテンツが用意されています。


今年は約150店舗が出店しているので、イルミネーションを⾒ながら街を歩いたり、音楽やアート作品に触れながら美味しい物を食べたりと、それぞれの楽しみ方が出来るようになっています。


https://christmas-advent.jp/

さいごに

このように、日本にいながらも本場ドイツをはじめとしたクリスマスマーケットの雰囲気を体感することが出来るクリスマスマーケットは、見どころや楽しみがたくさんあっておすすめです!


是非この週末にクリスマスマーケットに行ってみてはいかがでしょうか。






BAKU-YA.ism合同会社

◆BAKU-YA.ism合同会社:https://bakuya-ism.co.jp/

この記事を書いた人

渡邉 志保

『イートラスト株式会社 総合サポート本部 CSグループ』
岐阜県出身。元バンドマン。ドラム・フィギュアスケート・バスケ・カメラが好き。
広告コピー×マーケティングの力で世の中への価値提供を目指して、コピーライターの活動も行っています。

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