健康や美容に効果的!酵素玄米の魅力とは!?

近年、健康志向の高まりとともに注目されている「酵素玄米」をご存知でしょうか。
玄米というと、食物繊維や必須アミノ酸などのミネラルが豊富に含まれており、健康に良さようというイメージはあるものの、パサパサしている、硬い、美味しくないといったマイナスなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
酵素玄米は「寝かせ玄米」とも呼ばれ、その味わいはほのかな甘みともちもちした食感があり、白米と比較しても遜色のない美味しさです。
また、さまざまな健康効果もあります。
この記事では、酵素玄米の効果や魅力についてお伝えしていきます。

酵素玄米とは?
酵素玄米は、玄米に小豆と塩を加えて圧力鍋を使って炊き上げ、熟成に適した温度で3日以上熟成させた玄米のことです。
1970年代に医食同源、玄米菜食、断食を指導していた医師・長岡勝弥氏が提唱した玄米の摂取方法で、酵素玄米のはじまりとも言われています。
手間暇掛けて出来上がった酵素玄米は、酵素の力で消化吸収に優れ、少ない量でも多くの栄養素を摂取出来るので、小さなお子様からお年寄りまで家族みんなで美味しくいただける健康食です。

酵素玄米の効果とは
酵素玄米には、わたしたちの体にとってさまざまな効能があります。
腸内環境の改善
酵素玄米を炊いた後、保温して日が経つとともに赤みがかった褐色になります。
これはメイラード反応といい、これによりメラノイジンという物質が生成されます。
メラノイジンには食物繊維と似た作用があり、腸内環境を整え、便秘を解消する効果があると言われています。
腸内環境が整うことで、脂肪の吸収を抑えることが出来るため、ダイエットに効果的な食品としても注目されています。
免疫力のアップ
酵素玄米には抗酸化作用のある成分が含まれており、体内に存在する有害な物質から身体を守ってくれます。
腸内環境が整い消化機能が改善されることによって、栄養素を効果的に取り込めるようになり、健康な体を維持するための栄養バランスも整います。
血圧を下げる
酵素玄米にはギャバ(γ-アミノ酪酸)という血圧を下げる働きがある栄養素が含まれています。
血圧が高くなってしまう原因のひとつは塩分(ナトリウム)の摂り過ぎです。
ギャバは腎臓に作用することで余計な塩分を体外に排出してくれます。
美肌効果
酵素玄米はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
これらの成分には、肌細胞の新陳代謝を促進する効果や、肌の水分保持力を高める効果があるため、美肌効果も期待出来ます。
このように酵素玄米には体にとってさまざまな嬉しい効能があります。
健康な体を維持するためにも、積極的に取り入れていきたい食材です。

酵素玄米の炊き方
以下に酵素玄米の基本的なレシピをご紹介します。
材料・準備するもの
- ・玄米:6合
- ・小豆:42g
- ・自然塩:5g
- ・水…:920mL
※玄米1合(150g)につき、小豆7g、自然塩1g弱、水加減は1.3〜1.5倍が目安
- ・圧力鍋
- ・ボウル
- ・ザル
- ・ホイッパー
- ・炊飯器(保温ジャー)

作り方
①玄米と小豆、水をボウルに入れ、さっと洗います。
1回目の水はすぐに捨て、きれいな水に替え、ホイッパーでしっかりとかき混ぜながら3~4回洗います。
(ホイッパーを使って混ぜることで、玄米の表面に傷がつき、水分が浸透して柔らかく炊き上がります)
②玄米が隠れる分量の水を入れ、約1時間浸水させます。
③ザルにあげて、水気をしっかり切ります。
その後、圧力鍋に移して水920mLと塩を入れ、ホイッパーで軽く混ぜます。
④圧力鍋の蓋をして中火で圧力がかかるまで(30分くらい)温めます。
圧がかかったらさらに30分炊きます。
➄炊き上がったら、蓋をしたまま60分ほど置き、しっかり蒸らします。
鍋の圧力が抜けたら出来上がりです。
※圧力鍋によって差があるため、水加減や加圧時間、蒸らし時間は調整が必要です。
⑥しゃもじで全体を混ぜ、保温ジャーに移します。
ジャーの側面に触れないよう、山のように入れると玄米が乾きにくくなります。
一日一回、玄米の上下をひっくり返すようにかき混ぜましょう。
そうすることで表面が乾くことなく、熟成します。
食べるまでに時間や手間がかかってしまう・・・と思われる方でも、ご自宅で簡単に本格的な酵素玄米が炊ける専用の炊飯器も販売されているので、そのような製品を活用するのも毎日手軽に続けられて良いかもしれません。

まとめ
実際、筆者もアトピーや便秘に悩まされてきましたが、酵素玄米を食べるようになってからは症状も緩和されてきたのを実感しています。
そして、なんと言ってももちもち食感が美味しいです!
酵素玄米には高い栄養価や体に嬉しい健康効果がたくさんあるため、是非普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 総合サポート本部 CSグループ』
岐阜県出身。元バンドマン。ドラム・フィギュアスケート・バスケ・カメラが好き。
広告コピー×マーケティングの力で世の中への価値提供を目指して、コピーライターの活動も行っています。